品質スコアの改善こそ、効果改善に繋がる近道である！

このコラムをご覧の皆さまの中にはGoogle、Yahoo!などのリスティング広告の運用を最近始めた方も多いのではないだろうか。実際に運用を始めてみるとなかなか成果が出ず、苦労されている方もいらっしゃることだろう。そんな時に是非確認いただきたい項目が「品質スコア」である。今回は初心者の方に向けて、品質スコアの概要と、その改善方法についてご紹介する。ぜひ、今後の広告運用の一助となれば幸いである。

品質スコアとは

品質スコアとは、広告やキーワード・ランディングページの品質を表す指標で、広告全体の品質を評価するものである。キーワード毎に割り当てられる1～10の数値は、そのキーワードに紐づく広告やランディングページの品質を示しており、この数字が高ければ高いほど、広告やランディングページの関連性や利便性が高いと判断され、入札単価を低く抑えながら、広告掲載順位を上げることが可能になる。

だからこそ、品質スコアは非常に重要な指数と言えるのである。

広告の品質を決める3つの要素

（1）推定クリック率

　　広告が表示された場合にクリックされる頻度を予測したもの。

　　クリック率はユーザーがどの広告に興味を示しているかを知る上で

　　非常に重要な指数である。

（2）広告の関連性

　　ユーザーの検索内容と広告がどの程度一致しているかを示す指数。

　　有効な広告のみを表示するために役立つと共に、商品やサービスと関係のない

　　検索に対して、料金さえ払えば広告を表示できるという事態を防ぐ役割もある。

（3）ランディングページの利便性

　　ユーザーが目的達成（探している情報を見付ける）できるよう、適切かつ独自性のあるコンテンツで構成されたページ。

　　操作しやすく・事業内容や個人情報を使用する目的が明確に示されている

品質スコアを改善させるおススメの対策

◆推定クリック率

　①広告の内容を明確に

　　広告文にキーワードを含め、検索内容に関連性の高い広告であることをアピール

　②行動を促すキーワードを試してみる

　　「送料無料」や「今すぐご予約を」など、ユーザーが行動したくなるキーワードを追加

　③商品やサービスのメリットを強調する

　　競合と比較して商品やサービスの優れた点をアピール

◆広告の関連性

　①除外キーワードを追加

　　望ましくない検索語句、商品やサービスとの関連性の低い検索語句に対して広告が表示されないように設定

　②地域を限定

　　適切な場所だけに広告を配信し、商品やサービスを対象とする地域にターゲットを絞る

　③広告に関連性の高い検索語句を含める

　　商品やサービスとの関連性が高い検索語句を広告に追加

◆ランディングページの利便性

　①適切なランディングページに誘導

　　検索との関連性が高いページに誘導

　②一貫性を保つ

　　広告を見てアクセスしたユーザーの予想に沿った内容構成

　③透明性と信頼性が高いサイト

　　店舗や会社の連絡先をすぐに見付けられるようにし、業務内容を明確に説明

　④読み込み速度と明瞭性を考慮

　　スクロールせずに見える範囲に重要なコンテンツを配置

　⑤モバイルに対応

　　モバイル用に最適化

まとめ

今回は初心者の方に向けて、品質スコアについて紹介させていただいた。「ランディングページの利便性」の改善には、コストと時間が掛かってしまうため少しハードルが高くなってしますが、「推定クリック率」と「広告の関連性」の改善に関しては、今すぐにでも実施できる対策であるので、ぜひ試して欲しい。リンクルには、さまざまなクライアントの状況に応じてWEB広告の施策を提案・実行してきたノウハウがある。プロフェッショナルな運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。

参照：品質スコアについて-Google広告ヘルプ

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