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【リスティング広告運用初級編】意外と難しい⁉キーワード入札単価の調整方法

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【リスティング広告】の効果的な運用方法とは?

このコラムをご覧の皆さまの中にはGoogle、Yahoo!などのリスティング広告の運用を最近始めた方も多いのではないだろうか。実際に運用を始めてみるとなかなか成果が出ず、苦労されている方もいらっしゃることだろう。中でも、「キーワード入札単価調整」に頭を抱えたことがある方は少なくないだろう。今回は初心者の方に向けて、キーワード入札単価の調整方法についてご紹介する。ぜひ、今後の広告運用の一助となれば幸いである。

そもそも何故キーワードの入札単価を調整する必要があるのか

キーワードを設定する際、ユーザーがそのキーワードを検索し、表示された広告をクリックするたびに発生する料金の上限を指定することができる。これを上限クリック単価と呼び、上限クリック単価を調整することにより、掲載順位を調整することになる。広告の掲載順位が決まる仕組みは、おおまかに「入札単価」「広告とランディングページの品質」「広告ランクの下限値」「オークションでの競争度」「ユーザーが検索に至った背景」「広告表示オプションやその他の広告フォーマットの効果」の6つの要素で決まっており、入札単価だけが掲載順位に影響するわけではないが、大きな要因の一つではある。一般に、検索結果の1ページ目や検索結果の上位に表示される広告は、そうでない広告よりも多くのクリック数を得ることができるため、キーワードの入札単価調整は非常に重要なのである。

入札単価調整の基本的な考え方

  1. コンバージョンが取れているか(目安:過去3ヶ月~6ヶ月)
  2. 費用をどれくらい使っているか
  3. 現時点の入札単価がいくらか
  4. 調整幅は基本±20%以内に

入札単価調整を行う際、「メインワードだから単価を上げておこう」や「ここ1ヶ月コンバージョンに繋がっていないので単価を下げておこう」など、何となくの感覚で調整内容の変更を行っていないだろうか。もちろん、この考え方が必ずしも間違っているわけではないが、メインワードは運用スタート時にそもそも単価を他のキーワードよりも高く設定しているだろうし、直近1ヶ月ではコンバージョンがなくても過去3ヶ月ではコンバージョンに至っている可能性もある。その場合、効果的な配信ができず結果的に機会損失に繋がるケースもあるので、注意が必要である。入札単価調整をおこなう際は、一つの要素だけで判断せず、上記4点を基に調整内容の変更を行うことが重要である。

実際に入札単価を調整するのはどんなケース

<入札単価を上げる場合>

  1. 過去CVが取れている(目安:過去3ヶ月~6ヶ月)
  2. CPAが目標値を下回っている
  3. 現時点の入札単価が高くない

CVが取れているキーワードに関しては積極的に入札単価を上げていきたいが、CPAが目標値を上回っていては意味がないので、「CVが取れている、かつ、CPAが目標値を下回っているキーワード」の単価を上げていきたい。その際、メインワードなど既に入札単価が高いキーワードは、これ以上入札単価を上げてしまうとCPA悪化の要因になってしまうので、注意が必要である。

<入札単価を下げる場合>

  1. 過去CVが取れていない(目安:過去3ヶ月~6ヶ月)
  2. CPAが目標値を上回っている
  3. 費用を使っているがCVが取れていない

CVが取れていないキーワードは入札単価を下げていきたいが、CVが取れているキーワードよりCVが取れていないキーワードの方が多いのが普通であるため、判断に迷うこともあることだろう。あまり費用を使っていないキーワードの入札単価を下げてしまうと機会損失の可能性も出てくるので、費用を使っているキーワードから見ていこう。目標CPAよりも費用を多く使っているか否かが、一つの判断材料になる。

まとめ

今回は初心者の方に向けて、キーワード入札単価の調整方法について紹介させていただいた。なかなか成果が出ず、CPAの改善が思うように進まない方はぜひ、参考にしていただきたい。リンクルには、さまざまなクライアントの状況に応じてWEB広告の施策を提案・実行してきたノウハウがある。プロフェッショナルな運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。

参照:キーワードの入札単価の調整について-Google広告ヘルプ

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