【Google広告】広告表示オプション、まずはここから。代表的な3つをご紹介

広告文をいくら変えても効果が出ない…。広告表示オプション入れていますか？

このコラムをご覧の皆さまの中には、ご自身でGoogleのリスティング広告を運用されている方も多いことだろう。キーワードの追加や、広告文の修正を重ねてもなかなか効果が出ない。そんなときに意外に見落としがちなのが広告表示オプションだ。以前、こちらのコラムで広告表示オプションの使い方と重要性を紹介したが、オプションの種類が多くてどれから手をつけたらいいか分からないという方もいらっしゃることだろう。そこで、今回はそのうちの3つを例を挙げながらご紹介したい。

サイト内の特定ページへダイレクトに誘導できる「サイトリンク表示オプション」

サイトリンク表示オプションは、検索広告のテキストのすぐ下に表示される追加のリンクで、WEBサイトの特定のページにユーザーを誘導するものである。たとえば、WEBサイトの中に「企業としての考え（理念）」「サービス内容」「フェア」「料金」「アクセス」など、企業がとくに伝えたいことが書いてあるページや、ユーザーがとくに関心をもつであろうページへユーザーを直接誘導することができる。ユーザーは、サイトリンク表示オプションを見ることで、そのWEBサイトの内容をおおまかに知ることができ、また、TOPページへ遷移してからそれらのページを自分で探す必要がない。いわば、目次やサイトマップのような役割を果たすため、ユーザーの利便性も向上するのである。また、広告表示オプション全般に言えることであるが、広告文の表示される面積が増えるため、競合の広告文と並んだときに目が留まりやすいというメリットもある。

セールスポイントをユーザーに呼びかける「コールアウト表示オプション」

コールアウト表示オプションは、広告に挿入される具体的で短いテキストである（半角 25 文字、全角 12 文字）。ビジネスの特長、商品やサービスのメリットなど、アピールしたい内容を盛り込むことができる。たとえば「初回無料」「24時間対応」「返金保証」「駅徒歩1分」「全国対応」「創業50年」など、自社の商品やサービスの強みをユーザーにアピールできる。

商品やサービスの特徴がひと目で分かる「構造化スニペット」

構造化スニペットでは、ユーザーが広告をクリックする前に、提供している商品またはサービスの特長を説明することができる。いくつかの「ヘッダー」があり、それに合う特徴を記載していくことになる。提供する商品やサービスに合うヘッダーを選んで、特徴を端的に知らせるテキストを入れていく。たとえば、このような内容が考えられる。

ヘッダー

特徴（値）1

特徴（値）2

特徴（値）3

コース

中学受験

夏期講習

科目別

サービス

インプラント

矯正

ホワイトニング