食品業界専門チームが伝授する、リスティング運用のコツとは
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クリック単価が数十円と比較的安く抑えられ、コンバージョン数も多く取れる食品業界。一件リスティング運用が簡単そうに思える業界であるが、実は「誰が運用を行うか」によって成果が大きく変わってくるの恐ろしい業界なのである。今回はそんな食品業界をリンクルで過去にお手伝いしたお客様の事例とともにご紹介したい。
【課題】
大手百貨店での取り扱いが中心の老舗メーカー。新しくECサイトを立ち上げ、リスティングでの集客を行っていたが、比較的商品の獲得が高いため、新規ユーザーの獲得に苦しんでいた。
【基本情報】
客単価：5,000円～6,000円
月間広告費：50万円
クリック単価：40円→35円
獲得件数：175件→320件
転換率：1.4%→2.2%
獲得単価：2,900円→1,600円
【運用のポイント】
産地や焙煎手法などにこだわりのあるブランドであるため、広告文でのこだわり訴求や、高級感のあるバナーの作成する等、質の高さを徹底してアピール。高級志向のユーザーを的確に集めることで、転換率を1.4%→2.2%とアップさせることに成功した。また季節ごとの売れ筋商品やギフト需要向けに別キャンペーンを設け、細かい入札調整を行うことで獲得数最大化を図り、獲得件数と175件→320件と増加させた。
【課題】
今まで紙通販中心だった水産物通販会社。リスティングをビッグワード単体のみで自社で回しており、ピーク時のクリック単価が300～400円と高騰。費用対効果が合わなくなってしまっていた。
【基本情報】
客単価：15000円
月間広告費：250万円～1000万円
クリック単価：300円～400円→50円～100円
獲得件数：約150件→約2000件
転換率：2.1%→6.1%
獲得単価：12,500円→1,300円
【運用のポイント】
ディスプレイ広告の攻略とボールディングの徹底に努め、CPC、CTRの改善を図った。また、広告文やバナーのABテスト、サイト内の導線改善も重ねた結果、ピークを迎える12月にはCVRが8.5％まで上昇。9～1月の平均をとってもCVR6.1％と大幅改善を実現した。
【課題】
今まで他社で運用を行っていたが季節に合わせた配信がうまくできておらずクリック単価は上昇。結果として獲得単価も上昇してしまっている状態が続いていた。また、新規獲得の施策もうまくいっておらず獲得単価が2000円を超える状況が続いていた。
【基本情報】
客単価：3500円
月間広告費：50万円
クリック単価：51円→22円
獲得件数：件205→818件
転換率：2.1%→3.6%
獲得単価：2,440円→611円
【運用のポイント】
季節商品の販売に合わせて配信を強化するキーワードを変えて広告配信を実施。また、競合が季節商品の販売を始めるよりも1ヶ月早く広告の配信を開始。競合他社よりも先に一度サイトへと安いクリック単価で流入させ季節商品の販売時期にはRLSAを使い費用を抑えながら顧客の獲得に成功。CPCを抑えながら獲得件数を4倍にまで増やした。
今回は食品業界の運用のポイントを事例とともにご紹介したが、いかがだっただろうか。一口に食品といっても、商材や価格帯によって売り方やターゲット層が全く変わってくる所がこの業界の難しい部分である。だからこそ、商材を知り尽くし、ターゲットに向けて的確な訴求を運用を行うことがとても重要なのである。食品業界を知り尽くしたプロが行うリスティング広告にご興味のある方は是非下記よりお問い合わせください。
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