今注目のGoogle AdWordsショッピング広告に関する最新アップデートをご紹介！

はじめに

以前、『ＥＣサイトのリスティング担当者にぜひお試しいただきたい、ショッピング広告で成果を上げるためのポイントとは？』という記事でもご紹介したが、Google AdWordsのショッピング広告は、2012年にリリースされてからここ数年の間に大きく飛躍を遂げており、Google側の力の入れようも伝わってくるアップデートが目白押しだ。その注目度から言っても、ＥＣサイトを運営する多くの広告主にとってなおざりに出来ない存在といえるだろう。そこで今回のコラムでは今年（2016年9月現在）発表されたGoogle AdWordsショッピング広告に関するアップデートをいくつかピックアップしてご紹介しよう。ぜひ、今後Google AdWordsショッピング広告への広告出稿をご検討の方々にとって何かしらキッカケの一つにして頂ければ幸いである。

① モバイル画像検索枠に対する広告の表示

現在のようにモバイルファーストの流れが加速する状況下で、ＥＣサイト運営者にとって今最も気になっていることの一つに、いかにスマホユーザーの動向を適切にキャッチし、そこに対して効果的な施策を打てているか、ということがあるだろう。このリリースはそうした悩みに対する一つの解決策を提示するかもしれない。スマホ等のモバイル機器で商品画像をチェックする際に、検索クエリと関連性の高い商品がショッピング広告として提示されるようになる。ユーザーのモバイルにおける購買意欲も年々増してきており、この記事を読んでくださる皆様も週に数回は、スマホを通して何かしらの商品を購入するという方がほとんどなのではないだろうか。こうした状況から言っても、今の流れにも適したアップデートであるといえる。

② ショーケース型の広告表示

実は最近のアップデートでもっともインパクトがあると考えられるのがこちらである。1で紹介した内容とも関連性の高いものだが、ショッピング広告の表示がショーケース化することで、ユーザーはスマホの画面でもより商品詳細を確認しやすく、視認性とユーザビリティが圧倒的に向上している。カルーセルの形でショッピング広告が表示され、それをタップしたあとに関連商品がショーケースで、これまでより見やすい形式で表示される。ただ注意点として、全てのショッピング広告でこのショーケース型の広告表示が行われるわけではなく、ある程度一般的な（大枠の商品カテゴリなど）検索クエリに限って表示されるようだ。ところで、WEB広告はユーザーへの広告配信、クロージングから、最終的なお問い合わせや商品の購入と言ったコンバージョンまでの流れを一気通貫で追うことが出来る特性を持っている。そのため、こうしたアップデートによってユーザービリティにどのような変化が起こっているかを適切に把握し、それを活かしていくことが非常に肝要なのである。

最後に

今回のコラムでは、ここ最近のGoogle AdWordsショッピング広告に関するアップデートについてご紹介した。現在、リンクルは多くのお客様から、ショッピング広告に関するお問い合わせや、広告の出稿をお任せいただく機会が増えてきているが、それだけ注目度も高く、費用対効果を鑑みても、ECサイト運営者にとっては特に魅力的な広告の一つと言える。Google側からの度重なるアップデート発表、表示形式やモバイルへの最適化などから見ても、今後も非常に期待できる事は間違いないだろう。リンクルは運用特化型代理店として、最新のアップデートに対して常にアンテナを張り、お客様にとって最適な運用方法を模索することを心がけている。今回ご紹介したショッピング広告に関して専門的な知識を持ち合わせた運用チームが常駐しており、広告の費用対効果の更なる改善を目指す体制を構築している。上記の内容にご興味ある方は下記よりお問い合わせください。