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以前のコラムではリスティング広告の自動入札戦略の一つである目標コンバージョン単価制を導入する際の注意点をご紹介した。目標コンバージョン単価制にも導入に適した商材とそうでない商材があるため、導入を検討している広告主の皆様の参考となっていれば幸いである。さて、では目標コンバージョン単価制を導入し、初期の学習期間を過ぎればあとはGoogleやYahoo!のシステムに任せておけば良いのかというとそれでは成果を最大化することは難しいであろう。そこで今回のコラムでは実際に目標コンバージョン単価制を導入した後の注意すべきポイントについてご紹介したい。
目標コンバージョン単価制を導入する際、多くの広告主の方が初期の目標コンバージョン単価を「推奨値」に設定されているかと思う。この推奨値に設定すること自体は何ら問題はないが、導入後ずっとそのままの数値を使用していると大きな問題が発生する場合である。目標コンバージョン単価制を導入後しばらく時間が経過してから起こりがちなケースとして「インプレッション数が極端に落ち込む、あるいは増加する」といった事象が挙げられる。目標コンバージョン単価制は文字通り目標とするコンバージョン単価内に収まるようシステムが自動的にオークション毎の入札単価を調整するシステムなので、例えば季節要因や閑散期の影響で成果が落ち始めるとそれに応じてインプレッション数が落ち込み、,クリック数やコンバージョン数等も減少していく。反対に繁忙期などで成果が良くなり始めると、インプレッション数が増加し、設定する一日の上限予算を使ってしまい、インプレッションシェアの損失が発生する、といったことも起こりがちである。目標コンバージョン単価の設定を頻繁に変更することは良くないが、季節や商戦に合わせて変更していくことは非常に重要なのである。
目標コンバージョン単価制を導入し、広告配信が安定してきたら「アトリビューションモデル」の導入を検討すると良いだろう。アトリビューションモデルではラストクリックのみでなく、ユーザーがコンバージョンに至るまでの検索広告との接触を適切に評価することができる。アトリビューションモデル導入後は幅広いキーワードにコンバージョンの実績が分散するため手動で入札単価調整を行うことが難しくなる場合があるが、システムがオークション時のあらゆるシグナルを分析し、適切な入札単価調整を算出してくれる目標コンバージョン単価制とは非常に相性が良いといえるであろう。
3つ目は前回のコラムでも登場した検索クエリの除外である。目標コンバージョン単価制の導入直後はもちろん頻繁に検索クエリをチェックし、不要なものが含まれていれば除外する、という作業は必要なのであるが、導入後しばらく経過した後もこの作業は定期的に行っていく必要がある。ユーザーの検索キーワードのトレンドは時々刻々と変化し、商材によっては季節によっても検索キーワードが大きく変化するため、最低でも月に1回は検索クエリをチェックしていくと良いだろう。
今回は、リスティング広告において目標コンバージョン単価制を導入後に注意するポイントをご紹介したがいかがだったであろうか。目標コンバージョン単価制をはじめとする自動入札戦略は便利である反面、正しい運用、メンテナンスを行わなければ最大限の成果を得ることは難しい。リンクルでは商材に合った最適な入札戦略を駆使して日々運用を行っている。プロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問合せいただきたい。
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