YouTube動画広告で使用可能な掲載フォーマットとターゲティングまとめ①

様々な掲載フォーマットが選べるYouTube広告。プロモーションを行う商材や目的に合わせて最適なものを活用しよう

このコラムをご覧になっている皆様の中にも「YouTube広告を掲載したい」「最近動画広告を始めたが、競合他社はどんなタイプの広告を掲載しているの？」といった方は多いであろう。リンクルでも最近YouTube広告をはじめとした動画広告のお問い合わせをいただく機会が非常に増えてきており、YouTube広告のご提案や実際に運用のお手伝いをさせていただくことが多い。一口にYouTube広告といっても掲載フォーマットや使用できるターゲティングは多種多様なものになってきており、プロモーションを行う商材や目的に合わせて最適なものを選択し、組み合わせていく必要がある。今回は、そんなYouTube広告の中でも比較的スタートしやすい運用型の動画広告について、その掲載フォーマットとターゲティングについてご紹介したい。

YouTubeインストリーム広告

YouTubeインストリーム広告は、YouTube広告の中でも、自身で入札単価を調整でき、小額からでもスタートできるため、比較的扱いやすい広告ではないか思う。掲載フォーマットは大きく分けて下の三つが挙げられる。ターゲティングはリマーケティングや、インタレストカテゴリ、動画やYouTubeチャンネルへのプレースメント配信等、GDNで活用できるものとほぼ同様のものが活用できる。

TrueView インストリーム広告

TrueViewインストリーム広告はYouTube広告の中でも最も一般的な広告である。ユーザーがYouTubeにアップロードされている動画を再生する際、動画の冒頭や途中に挿入される形で表示され、動画広告がスタートして5秒後にスキップボタンが表示され、視聴選択を行うことができる。課金形態はView課金によるオークション型で、30秒以上の広告視聴、30秒以下の動画の場合は完全視聴されたタイミングで課金される。

バンパー広告

バンパー広告では6秒の動画広告を最後まで見せることができ、商品やサービスの特性を伝え、認知醸成や購入意欲を上げるのに最適な形式である。TVキャンペーンを行う際にリーチやフリークエンシー、全体のブランドインパクトを高めるための補完媒体として使用されるケースも多い。課金形式はインプレッション課金によるオークション型である。

TrueViewディスカバリー広告

TrueViewディスカバリー広告では、ユーザーが見ようとしているビデオコンテンツに対して関連性の高い広告掲載する。YouTubeの動画再生ページ、トップページ、検索結果ページ、Googleディスプレイネットワークに掲載され、広告をクリックしたユーザーにはYouTubeの動画再生ページやチャンネルページが表示され、広告ユニット内ではなくYouTubeサイト上で動画を視聴することが出来る。最近ではアプリケーションのダウンロードを促進するプロモーションを行う機能も公開され、Googleのプレイストアへダイレクトにリンクを行うことができる。

※Google資料より抜粋

まとめ

今回は、YouTube広告についてご紹介した。ターゲティングもGDNの様に豊富に活用でき、少額からでも出稿が可能であるのでぜひご活用いただきたい。リンクルでは、検索連動型広告やディスプレイ広告、各種DSPの他にも今回ご紹介したYouTube広告等の最新の広告メニューを駆使してお客様の広告運用をお手伝いしている。あらゆる広告メニューに精通したプロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問合せいただきたい。

K.S