リスティング広告、成果は上がっていますか?
リスティング広告には、成功するための考え方がいくつも存在する。キーワードの選定、広告文の作成、キーワードのマッチタイプの選定、媒体の選定…など、数えるとその数は枚挙にいとまがない。だがそこには一つの共通した成功法則というのが存在する。それが、まさに今から紹介するPDCAサイクルである。この考え方はビジネスの様々なところで述べられ、実践されている方も多いかと思うし、実際に実践されている方も多いだろう。だが、リスティング広告にはリスティング広告ならではのPDCAサイクルの回し方がある。今回のコラムではリスティング広告を運用する上で欠かすことができない、PDCAサイクルの回し方についてご紹介する。なかなかリスティング広告で成果が上がらない方の一助となれば幸いである。
PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルとは、PがPLAN、すなわち計画を示し、DがDO、行動を意味する。また、CがCHECKで振り返りを示し、そしてAがACTION、すなわち改善行動を示す。このP、D、C、Aを回転させることがPDCAサイクルを回転するということで、事業や行動の改善につながると言われている。
リスティング広告におけるPDCAサイクルの回し方とは?
それでは、リスティング広告におけるPDCAサイクルの特徴をここからのべていく。
CHECKするタイミングを短くしすぎない
まず、リスティング広告において注意しないといけないのは、CHECKのタイミングをあまりにも早くしすぎないということだ。例えばCHECKする期間を1日や、1週間でCPAの良いもの、悪いものを判断するのは好転しないことが多い。偶然が存在するからだ。もちろん検索ボリュームや時期、そしてPDCAサイクルを回す対象にもよるが、広告文や、キーワードの成果を見るには、1ヶ月〜3ヶ月はみて判断するのが良いと考えられる。ある程度期間に余裕を持たせて判断しないと、誤った判断や、偶然に基づいた判断になることがありえる。
DOばかりにならないように注意
リスティング広告を運用する上でもう一つ気にしなければならないのが、PDCAサイクルのうちのDOばかりをしてしまうことだ。当然のことながら、CHECKをしなければ成果の改善には繋がらない。特にDOをすることはやった気になりやすい。DOばかりをすることで成果が悪化することも考えられる。運用の際には特に注意しなければならない項目であろう。
PLANのたてかた
PDCAサイクルを回す上で重要な項目の一つがPLANをたてることである。ただし、一回運用を始めたリスティング広告においては厳密すぎる計画をたてる必要はないことも多い。厳密でなくても一度仮説を立て、やってみる。それをある程度期間が経ったのちに振り返り、新たな施策を打つ。多くの仮説をたて、実行し、振り返る。この回数が多いと成功に結びつきやすいのではないだろうか。先ほどDOだけをしすぎるのは良くないと述べたが、このPDCAサイクルの一連の流れは何度でも繰り返す必要があるし、それによって、よい広告運用が実現するのである。
正しいPDCAサイクルを高速で回すことによって成果を改善させよう
今回のコラムでは、PDCAサイクルの考え方、そしてそれがリスティング広告でどのように考えるべきなのかについて記載した。上述したようにとにかくPDCAサイクルを高速で回していくことが成果の改善、ひいては売上の増加につながるのである。運用特化型の代理店であるリンクルでは、このPDCAサイクルを高速回転させることで、日々成果の改善に努めている。広告運用のさらなる改善施策にご興味のある方は下記よりお問い合わせください。
N.H
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