【実践編②】Google Adwordsでレポート機能を活用し、リスティングで成果を適切に捉えよう！

レポート機能を存分に使いこなし、分析の工数を削減できているか？

以前こちらのリンクルコラムでGoogle Adwordsのレポート機能についてご紹介したが、広告主の皆様はこうした機能を使いこなし、広告成果を分析する際に比較する指標の最適化や工数削減に活かすことが出来ているだろうか。最近、改めてリスティング広告では媒体主側が提供する管理画面上の様々な分析機能が充実してきていることを実感している。そのため、リスティングで成果を適切に評価し最大化するためには、それを如何に使いこなせるかが大きなポイントとなってくるだろう。今回のコラムではレポート機能について、その有用性や具体的な実施例をご紹介したい。広告主様がリスティング広告で成果を追求していくための一助となれば幸いである。ぜひレポート機能を使いこなすことで分析の工数を削減して頂きたい。

レポート機能を用いて分析の工数を減らせるメリット

私達がリスティング広告を運用していて、常時ついて回る問題はデータの膨大さである。リスティング広告は登録したキーワードをトリガーとしてユーザーの検索クエリに対して広告が配信される仕組みだが、現在はユーザーの大まかな位置やクリックを受けた時間帯等の詳細情報まで紐付けて集積される。だからこそ、同じような商材やLPを元にリスティング広告で広告配信を行う場合でも、各々の運用者がどこをベンチマークし、どのような頻度、角度で分析を推し進めていくかが成果に大きな違いを産んでくるのである。また、適切な指標を見つけたとしても、そのポイントを確認するために毎回工数がかかってしまうようだと本質的に成果に影響を与える調整等に時間を割くことは出来ない。だからこそ、型を作って簡便に目的となる数値を切り出してくるためにレポート機能は是非とも使いこなして貰いたい機能なのである。

レポートの設定を保存し、実際の工数を削減しよう

表示形式は表、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフの4種類から選択することが出来るため、最も確認し易い形で簡単にグラフ化してこれるのは大きなメリットだ。以下の画像（円グラフ）の様に自分の地域とコンバージョンとでカスタマイズした指標で成果を切り出してこれる。日本の都道府県毎にどれだけコンバージョンが獲得出来ているか、その回数と全体の回数に対する割合を確認することができ、これらを元に運用上の調整や広告配信の細かな変更を実施していけるのである。広告主様ごとに色々な切り口で出し分けることが可能であり、さらに工数も削減することができるため実に有用である。

まとめ

今回のコラムではレポート機能の有用性と具体的な使用例について触れた。各々がカスタマイズして使い勝手の良い掛け合わせを自由自在に生み出せてしまうのが、このレポート機能の最大の魅力であり、使い方の工夫次第で多くの広告主がリスティング広告の成果を適切に捉えて、費用対効果を改善するための切り口が見つかるのでは無いだろうか。ぜひこの機会に適切に評価を下せる分析を行えているかを見直してみてはいかがだろうか。リンクルに広告出稿をお任せいただくお客様の中にも、それまで自社の商材に適した（ビジネスモデルや配信する地域も含め）評価を下せていないためにお悩みだった方々も少なくない。リンクルではそういった各々のお客様に適した成果指標の設定について考えていくことを得意としており、これまでも多くのお客様の満足の声を頂いている。今回ご紹介したレポート機能のほかにもリンクルでは様々なレポーティングを行い、お客様にとっての最適解を求めることを常に心がけている。些細な事でも、何か疑問や興味関心を持たれた方は下記より、リンクルまでお問い合わせください。