リスティングを始めたものの成果の改善方法がわからない…
このコラムをご覧になっている方の中には、4月から運用を始めたものの、いまいちやり方がわかっていない方や、細かいところに目がいきすぎて、何が大事なのかわからなくなっている方はいないだろうか。特に運用して初めての段階では、こういったところを掴めず、余計な手間をかけてしまったり、間違えた調整、やりすぎた調整をしてしまうことも往往にしてありえる。そこで今回のコラムでは、リスティング広告の運用において最も大事であろうポイントについて順にまとめて行く。運用を初めてから期間が短い方、また、スタートしてから運用方法がわからず、見ることができていない方の一つのきっかけになれば幸いである。
【これができてないとやばい!基本のキ】
①出したいキーワードで、出したい広告文が出せているか、実際に検索してみる。
まず、リスティング広告で最も大事にしなければいけないのは、このことであろう。自らが想定したキーワードに対し、想定した広告文はきちんと出ているだろうか。1日の早い段階で予算を使い切ってしまい配信が行われていないということはないだろうか。お金はかかってしまうが、実際に広告文を踏んで、リンク先を確認することも重要である。もちろん、全てのキーワードに対して確認することはできないが、実際に検索をかけてみて初めて気付くこともある。できるだけこまめにチェックをするようにしよう。
②セグメントは正しく設定できているか。
次に大事なのがセグメントによる配信の強弱の設定だ。店舗集客の場合は、エリアをきちんと設定することが大事であるし、もし男性商材などと決まっているのであれば、女性を除外することもできる。また、リスティングはデバイスによっても大きく成果は変わってくる。スマホは検索ボリュームも多く、クリック単価も安いが誤クリックや、質の低いクリックも集めやすいことには留意しよう。まとめると、配信地域、デバイス、性別、年齢設定となる。この辺りをまずは確認するようにしよう。
実は、この二つを改善するだけでも大きく成果は変わってくる。リスティング広告には様々な要素があるが、ここが最も大事になってくるところであるので、必ずチェックするようにしよう。
【成果をさらに上げるためのチェックポイント】
ではここからは、成果をさらに上げるためのチェックポイントについて述べていく。
③伸ばせるところを伸ばす。取れるキーワードに寄せていく。
CPAの改善は、実はかなり単純である。CPAの良いところを伸ばし、悪いところの配信を抑えていけば良いのだ。費用を多く使っているキーワードで成果が悪すぎるものはないか。逆にCVを集めているが、掲載順位が低いものはないか。成果の良いものに配信を強化することで自ずと費用対効果は良くなって行く。ただこの際少ないCVに惑わされないようにしよう。ある程度データがたまらないと、一件のCVに惑わされる運用になってしまう。もし、CVが少なすぎてわからない場合は、CV一歩手前にタグを埋めるなどして、成果を測れるようにしよう。
④反応しているキーワードをみる
リスティングで大事な要素の一つがどういったクエリに対しどのキーワードが反応しているかをチェックするのもポイントだ。不要なワードが反応していないか。また、それがどのキーワードに対して反応しているかをみるようにしよう。気をつけなければならないことの一つは、部分一致の入札を強めすぎてしまうことだ。これを強めすぎてしまうと、余計なクエリに対して反応しやすくなってしまう。
正しく運用して着実な成果を出そう!
今回のコラムでは、リスティング広告の費用対効果を上げる方法について基本的なものを記載した。基本とはいえ、言われてみればやっていないものはなかっただろうか。こういった知見は実際にやってみたり、ノウハウがなかったりすると難しい。一方でリスティング広告のプロであるリンクルでは、こういった内容はもちろんさらに一歩踏み込んだ提案をさせていただくことが可能である。リンクルでは、アカウント分析も無料で行なっている。より成果の上がるリスティング広告に興味のある方は下記よりお問い合わせください。
N.H
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