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「リスティング広告の配信を行ってユーザーのサイト流入数が増えたはずなのに、コンバージョンに至った数がそこまで上がらない。」
このコラムをご覧の皆さんの中には、このような悩みを持っている方も多いのではないだろうか。コンバージョン率が上がらず、多くの費用をつぎ込まなければ目標のコンバージョン数に到達できないという話も良く耳にする。もちろんリスティング広告の広告文やバナー画像などのクリエイティブの改善やより確度の高いユーザーをサイトに集客するための的確なターゲティング手法を選択するなど、様々な手法があるが、今回はコンバージョンするユーザーが必ず遷移するエントリーフォームの改善についてご紹介する。是非日頃の広告の成果改善の一助となれば幸いである。
エントリーフォーム最適化とは、その言葉の通りエントリーフォームを最適化することであるが、デザインや利便性などをよりユーザーにとって利用しやすい形に最適化し、エントリーフォームに到達したユーザーの離脱率を防ぐことを目的としている。当然エントリーフォームは、ユーザーがコンバージョンをするうえで必ず遷移するページとなるため、非常に重要なページとなる。そのページを訪れたユーザーは一般的にTOPページにのみ訪れたユーザーよりも確度が高いユーザーとなり、このユーザー層をいかに離脱させずにコンバージョンまで結び付けるかが非常に重要となる。
皆さんのフォーム画面は必要記入項目が多く、エントリーフォームが1画面に収まっていないようなものになっていないだろうか。サイトの持ち主からすると、より多くのユーザーの情報を手に入れることができるように多くの記入必須項目を設けてしまいがちではあるが、ユーザーにとってそれは負担でしかない。そのため、エントリーフォームの離脱率は当然高くなり、コンバージョン率が落ちてしまう。そのため、フォーム画面の送信ボタンが最初のファーストビュー(スクロールをしなくても視認できる範囲)に収まるように入力項目を省く必要がある。また、入力項目を省くことが難しい場合は、2ページに分けて入力させることで、ユーザーの負担を少しは軽減させることができる。
フォームページに訪れたユーザーをできる限り離脱させずに、コンバージョンまで至ってもらうためにはできる限りユーザーの負担となる作業を省くことをお勧めする。この施策もその一つである。一般的に住所の記入についてはユーザーが直接手打ちして記入するものと郵便番号に合わせて自動挿入されるものとの2種類が存在する。そしてそのどちらが、ユーザーの負担にならないかは言うまでもないだろう。郵便番号を入力後、リアルタイムで住所を自動挿入に設定することで、よりスムーズなフォーム記入を促すことができる。この機能は併せて氏名のフリガナ欄にも実装することでより利便性の高いエントリーフォームとなる。
ユーザーがエントリーフォームを記入している途中に不備があったり、電話番号の「-」を記入してしまっているなどして入力エラーとなる記入を行っている場合、どのタイミングで誤りの記入であることをユーザーに知らせるか、重要になってくる。全ての入力エラー箇所が送信ボタンクリック後、同時に赤字で表示されるとユーザーのコンバージョンへのモチベーションは大きく下がってしまう。各項目を入力完了した時点で、入力エラーの場合は色を変えたり、記入事項が正しければチェックマークなどを項目の横に表示し、記入の完了を確認させるなどユーザーのモチベーションを下げない努力が必要である。
一度フォームに訪れたが、お問い合わせせずにサイトを離脱しようとするユーザーに対して、ブラウザのダイアログ(下記画像)を表示させ、離脱を阻止したり、誤操作でウィンドウを閉じるのを防ぐなど、サイトの離脱を防ぐことができる機能を推奨する。
今回は効果的なエントリーフォームについてご紹介した。先にも述べたが、エントリーフォームはコンバージョンを考えているほとんどのユーザーが遷移するページとなっており、非常に大事なwebページとなっている。エントリーフォームの良し悪しによってそのwebページのコンバージョン率が大きく変わってくるため、今回ご紹介した施策が皆さんの自社サイトのエントリーフォームに実装されていない場合は導入を検討していただきたい。リンクルはリスティング広告の運用という面でのサポートだけでなく、ランディングページやエントリーフォームなどweb広告に関する成果改善を総合的に行っている。現状の広告配信の成果に満足ができていない、成果改善をお悩みの方は是非下記よりお問い合わせいただきたい。
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