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皆さんはGoogleアドワーズの「自動ターゲティング」についてご存じだろうか。その名の通り「自動」的にはターゲティングを最適化してくれる非常に便利な機能である。自動ターゲティングを使用すると、ディスプレイネットワークでのターゲティング方法を拡張、最適化することで現在と同程度のコンバージョン単価で設定しているターゲティング方法ではアプローチ出来ないユーザーにまで広告を表示させることができる。今回は、Googleアドワーズで使用できる自動ターゲティングについてその内容をご紹介したい。
「自動ターゲティング」には、現在「ターゲティングの慎重な拡張」、「ターゲティングの積極的な拡張」の2種類が用意されている。(Google広告ヘルプより)
ターゲティングの慎重な拡張を設定すると、現在の設定に近い内容のターゲティングを使用し、コンバージョン単価を維持したままより多くの見込み顧客を獲得することができる。ターゲティングの慎重な拡張はキーワード、またはリマーケティングリストをターゲットとする広告グループにのみ設定可能である。
例)キーワードターゲティングの場合
「ペン」を設定した場合、「フェルトペン」や「ボールペン」までターゲティングが拡張される
例)リマーケティングの場合
日本に関する旅行サイトを訪問したユーザーのリマーケティングリストの場合、東京の観光スポットに関するサイトを訪れたユーザーにまでターゲティングが拡張される。
ターゲティングの積極的な拡張はディスプレイキャンペーンオプティマイザーとも呼ばれ、ディスプレイネットワーク内で現在のコンバージョン単価に近いレベルのプレースメントを自動的に見つけることができる。コンバージョン単価は多少上昇する場合も多いが、とにかく新規顧客の数を増やしていきたい広告主の皆様にはおすすめの手法である。
例)キーワードターゲティングの場合
「ペン」を設定した場合、「ホワイトボードマーカー」や「シャープペン」までターゲティングを拡張が拡張される。
例)リマーケティングの場合
既存のデータからコンバージョンが見込めるユーザー層を個別に割り出し、ターゲティングが拡張される。
スマートディスプレイキャンペーンでは、更に別の種類のターゲティング(コンテンツ ターゲティングとオーディエンス ターゲティングを組み合わせたもの)にまでターゲティングが拡張される。また、リマーケティングも組み合わされ広告主様のサイトに最近アクセスし、コンバージョンの見込みが高いユーザーが自動的にリマーケティングの対象なるため、表示回数やクリック数、コンバージョン数が最適化されるような広告配信を行うことができる。
今回は「自動ターゲティング」の二つの拡張手法についてご紹介した。サイトへのアクセス数が少なくリマーケティングで追客できるユーザー数が少ない、ディスプレイ広告の配信量が落ちてきた、今よりも更にコンバージョン数をアップさせたい等といった場合にお勧めの施策である。多少CPAは上昇する可能性があるが、広告の配信量は大幅に伸びるため、是非一度試してみてはいかがだろうか。リンクルでは、広告主様の商材やWebマーケティングの状況に合わせて手動による細かな入札調整、ターゲティングと自動ターゲティングを組み合わせた広告運用をご提供している。最新のターゲティング手法を熟知したプロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問合せいただきたい。
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