【初心者必見】リスティング広告で成果が出ない際に見直すべきポイント3選

リスティング広告の成果がなかなか上がらない？そんな時に必ずチェックしたい重要指標をご紹介！

このコラムをご覧になっている皆さんの中にも「リスティング広告を始めたはいいが中々思うような成果が上がってこない」「広告の管理画面は毎日見ているがどの指標を改善していけば良いのか分からない」といった方は多いのではないだろうか。様々なデータ、指標が数値として見えるリスティング広告では重要な改善ポイントを挙げるとキリがないため、特に運用を開始されたばかりの方であれば戸惑ってしまうのも無理はないであろう。しかし、どのような商材を扱う広告主の方にも共通して抑えておく重要指標というものはやはり存在する。リンクルでは多くの広告主の方からアカウントの分析依頼をいただくが、こういった重要指標を抑えられていないケースが非常に多い。そこで今回は、アカウントの成果を改善する上でまず最初にチェックしておきたい項目についてご紹介したい。

・検索クエリの除外は出来ているか

まずは検索クエリのチェックを行おう。管理画面上で登録したキーワードと実際にユーザーが検索したキーワード(検索クエリ)は異なり、特に部分一致を多用しているアカウントの場合、意図しない検索クエリで広告が表示されてしまっていることが多々ある。こうなると無駄な広告費を使用してしまうことになるため、検索キーワードは定期的にチェックし、商材とは関係のないキーワードやニーズの異なるキーワードについては除外する作業を行おう。

・広告文はボールディングされているか

ボールディングとはユーザーが検索したキーワードと広告テキストをマッチさせることを指す。例えば、ユーザーが「ペットフード　無添加」という検索キーワードに対し、「無添加のペットフードなら」という広告テキストを用意してあげるとこれはボールディングされているということになる。広告をボールディングさせることによって、ユーザーの求めている情報を的確に伝えることが出来るため、クリック率の向上が期待できる。また品質スコアを決定する要素の一つであるキーワードと広告の関連性も改善するため、同じクリック単価でもより上位に広告を表示させることが可能となる。基本的にはメインとなるキーワード毎に広告グループを用意し、それぞれに対して専用の広告文を作成することをお勧めするが、多くの商品数を扱う通販サイト等の場合はアドカスタマイザー等の機能をうまく活用すると良いだろう。

・インプレッションシェアの損失が発生していないか

インプレッションシェアとは登録しているキーワードから推定される広告の表示回数に対し、実際にどの程度広告が表示されたのかを表す指標である。インプレッションシェアが「損失」しているということは、広告が表示されていない場合が存在するということであるが、原因としてはキャンペーンの予算の不足や入札単価が低い等複数の理由が挙げられる。特に予算が不足していてインプレッションシェアが損失している場合は非常にもったいない状況であるので、クリック単価を引き下げる、キーワードを絞り込む、予算を増額する等の対策を行おう。

まとめ

今回はリスティング広告の成果が出ない際に真っ先にチェックしたい項目をご紹介した。どれも重要な指標であるため、日ごろからこれらの数値を意識した広告運用を心がけたい。また、今回ご紹介したポイント以外にもリスティング広告の成果を左右する指標はたくさんあり、リンクルでは「セカンドオピニオン」サービスで広告主の皆様の広告アカウントを無料で分析するサービスを行っている。ご自身で運用されているがなかなか成果が上がらない、運用を任せている代理店の運用状況が不透明だ、と感じている方はぜひ下記よりお問合せいただきたい。

K.S