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このコラムをご覧になっている読者の皆様も、自社がベンチマークしている競合他社のリスティング広告出稿状況が気になる方がいるのではないだろうか。検索連動型の広告では、一つの検索クエリに対して類似サービスの広告が最大7本掲載されるため、いかに競合他社の出稿状況を分析し、自社の広告運用に役立てるかが非常に重要となってくる。今回はGoogle AdWordsで使用可能な競合の出稿状況を確認し、さらに入札調整に活用できる機能をご紹介する。
競合優位性のある広告文が作成出来たら、次に気になるのは自社の広告がどの程度の順位で、どれくらいの頻度で掲載されているかであろう。この際にとても便利なのがGoogle AdWordsの「オークション分析」である。オークション分析では下記6つの項目を競合他社(ドメイン)の数値と比較することが出来る。
・平均掲載順位(広告を他の広告と比較したときの標準的な相対的ランク)
・重複率(自社と競合他社が同時にインプレッションを獲得した割合)
・上位掲載率(自社の広告よりも競合他社の広告が上位に掲載された割合)
・ページ上部表示率(広告がページの自然検索結果の上部に掲載された割合)
・優位表示シェア(競合他社の広告よりも自社の広告が上位に表示された回数と、競合他社の広告が表示されずに自社の広告が表示された回数の合計値をオークションの合計数で割った割合)
オークション分析の結果を活用することにより、ベンチマークしている競合の出稿状況を詳しく分析したり、重要視している広告グループやキーワードでの掲載順位が想定よりも低いようであれば入札単価を引き上げるといったことが可能となる。
リンクルを含む一部の広告代理店で運用をお手伝いさせていただく場合ではGoogleやYahoo!といった媒体社と協力して「競合分析レポート」を作成することが出来る場合がある。自社と同業界でリスティング広告を出稿している競合他社5社程度の平均の広告費やCPCを確認することが出来るため、今後の広告出稿計画を立てる際に非常に役立つであろう。例えば自社のクリック単価が競合と比較して高すぎる場合は品質スコアや入札を調整する必要があるし、掛けている予算が少ない場合は広告費の増額を検討すべきであろう。
「自社や競合他社の掲載状況は分かったが、それを元にどの程度の入札単価調整をすれば良いか分からない」といった場合にはGoogle AdWordsの自動入札戦略の一つである「検索ページでの目標掲載位置」を活用するのがおすすめである。この入札戦略を設定することで、AdWordsが自社の広告を検索結果の最初の1ページ目、あるいは1ページ目の上部に掲載するために必要な入札単価を算出し、自動調整を行ってくれる。また、この目標掲載位置では手動入札と自動入札の組み合わせを出来るため、目標掲載位置を優先するあまりクリック単価が高騰してしまう、といった事態を避けることが出来る。
今回は、競合他社の出稿状況を分析するための手法をご紹介した。リスティング広告においては同時に複数の広告が並び、さらにはその掲載順位によっても広告効果は大きく変わってくる。そのため、定期的に競合他社の動向を分析し、自社の広告運用を調整していくことは成果を上げていく上で非常に重要である。競合他社の動向を常に分析し、細かな運用調整を日々行っている担当者によるリスティング運用にご興味のある方は是非下記よりお問合せ頂きたい。
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