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このコラムをご覧の皆様は、普段広告の表示回数(インプレッション数)について意識されているであろうか。表示回数は文字通り設定した広告が画面上に表示された回数のことを指すが、広告がユーザーの目に触れる範囲に表示されたかどうかも重要な指標であろう。例えば、あるWebサイトの下部の方にバナー広告が表示されたとする。この時点で表示回数はカウントされるが、広告が表示されている部分に到達する前にユーザーがそのサイトから離脱してしまうと広告はユーザーの目に触れない、といった現象が発生する。YouTubeや一部のディスプレイネットワーク内のウェブサイトやアプリには、「アクティブビュー」という技術が実装されており、広告が視認可能かどうかを判断することが出来る。この技術を用いることで、広告がユーザーの視認可能な範囲に表示されたかどうかを把握することが出来る。そこで今回はGoogle広告を例に取り、「アクティブビュー」を用いた広告の表示に関する指標についてご紹介したい。
文字通り広告が表示された回数である。広告の管理画面やレポート等ではこちらの指標を使用されている方が多いのではないだろうか。
表示回数が広告が配信されるたびにカウントされるのに対し、測定可能なインプレッションは、アクティブビュー技術で測定可能なウェブサイトまたはアプリの広告枠に広告が表示された回数を示している。すべてのインプレッションがアクティブビューで測定可能として見なされるわけではないため、何らかの要因により、データが収集されない場合もある。この指標を使用すると、アクティブビューで測定可能な広告枠に広告が表示された頻度を把握することができる。
視認可能のインプレッションは広告の種類によって以下の様に定義されている。ビューアブルインプレッションとも言われる。
・ディスプレイ広告
広告の面積の 50% 以上が画面に 1 秒以上表示された場合に視認可能と見なされる。
※242,500 ピクセル以上の大きなサイズのディスプレイ広告の場合は、面積の 30% 以上が画面に 1 秒以上表示されると視認可能と見なされる。
・動画広告
面積の 50% 以上が画面に表示され、2 秒以上再生された場合に視認可能と見なされる。
上記の様に、広告の表示にもいくつか種類があることが分かった。ここでよく考えてみると、広告の課金形式をインプレッション課金制に設定していた場合、ユーザーの目に触れていないインプレッションに対して広告費を支払うのはややもったいない気もするのでは無いだろうか。そこでGoogle広告には「視認範囲のインプレッション単価」という課金形式が用意されている。視認範囲のインプレッション単価では、視認範囲のインプレッション 1,000回あたりの入札単価を設定し、視認範囲とみなされたインプレッションについてのみ広告費を支払う事ができる。ここで得られるインプレッションは価値が高いため、通常のインプレッション単価よりも高い単価で入札を行った方が広告が表示されやすくなる。
今回は、広告のインプレッションの種類についてご紹介した。普段はあまり細かく意識されることは少ないかと思うが、視認範囲のインプレッション単価を活用して広告成果を検証してみるのも面白いのではないだろうか。今回のインプレッションのお話以外にも、リンクルには細かな広告指標に詳しい運用担当者が揃っている。ご興味のある方は是非下記よりお問合せいただきたい。
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