BtoBビジネスのリスティング広告の成果を決めるカギとは?
このコラムをご覧になっている方の中には、BtoBビジネスでリスティング広告を出稿している方もいるのではないだろうか。実は、BtoBビジネスにおけるリスティング広告の出稿にはあるコツがある。このコツをつかんで運用するのと、そうでない場合には成果が大きく分かれてくる。今回はそんなBtoBビジネスでのリスティング広告の出稿方法、成果をあげるコツに関して述べる。BtoBビジネスでリスティング広告を出稿されてる方の一助となれば幸いである。
BtoBリスティングで成果を分けるカギをご紹介!
では早速、BtoBビジネスでの成果を分けるカギをご紹介しよう。
①メインキーワードできちんと出稿がされているか
メインキーワードでの上位表示。これがおそらく最も重要な要素の一つだと考えている。リスティング広告では、キーワードの選定、完全一致、部分一致、フレーズ一致といったマッチタイプの選定など、キーワード登録の方法だけでも枚挙にいとまがないが、ではそういった大量のキーワード群の中で最も大事なのは何かといわれればこのメインキーワードでの上位表示ではないかと考えている。特にメインキーワードの完全一致や絞込部分一致で掲載順位を高めておくことは非常に重要だ。BtoBビジネスでは競合もある程度限られている場合も多く、ニッチなキーワードでの配信になることが多い。そのキーワード群できちんと上位表示するのがBtoBビジネスでのリスティング広告を出稿する正攻法だと考えている。逆に部分一致でキーワードを広げすぎてしまうのは成果の悪化につながることもある。まずは、掲載したいキーワードで上位掲載できているか。このことを確認するようにしよう。
②リターゲティング広告を活用しているか
リターゲティング広告の活用はBtoBビジネス攻略の上での重要な要素の一つである。検索広告で集めた良質なユーザーに対して配信するディスプレイ施策はやはりCVRが比較的高い上、リターゲティング広告はCPCも低い傾向にある。これらの要素を鑑みると、リターゲティング広告を活用しない手はない。GDN、YDNはもちろん、Facebook広告などでリターゲティング広告を実施することで成果の改善を図ることができる。ただし、ここで気を付けなければならないのは、検索広告との連動である。検索広告で部分一致キーワードなどで確度があまり高くないユーザーを集めてしまっている場合、リターゲティング広告の成果も悪化してしまう可能性がある。ここには注意して運用をするようにしよう。
さらにCVを獲得するには?
少額予算の場合やスタートアップの場合は①、②を実施するのが費用対効果の良い配信につながるのではないかと考えている。だが、もっとCVを獲得したい、配信量を伸ばしたいときにはこれらの要素だけでは足りていない。競合からメールを受け取っている人に配信するGmail広告、ユーザーの属性、性別、年齢、役職などを絞り込んで配信するFacebook広告、部分一致を活用したキーワード登録などを行うことでさらに多くのCVを獲得することができる。
BtoBビジネスの特徴を理解して成果を最大化しよう
今回のコラムではBtoBビジネスでのリスティング広告の出稿方法に関して、その成果をあげる基本的な方法をご紹介した。ただ、この手法を利用するのは正攻法ではあるものの、確実に成果をあげる手法とは限らない。リンクルではBtoBビジネスに特化した専門チームが存在しており、日々これらの運用方法を研究している。こういった広告配信の手法に興味のある方は下記よりお問い合わせください。
N.H
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