意外と知られていないリターゲティング広告の改善方法
このコラムをご覧になっている方の中には、「リターゲティング広告でもっと成果をあげたい!でも、どうやって改善するかわからない…」とお悩みの方もいるのではなかろうか。今回はそんなリターゲティング広告の改善方法について複数の視点から述べていく。リターゲティング広告の成果が落ちてきた、そんな方にとっておきの施策をご紹介する。
リターゲティング広告改善のとっておきの施策をご紹介!
では、早速下記に改善施策をご紹介する。
①配信先に問題はないか
配信先のプレースメントに問題がないかはまず確認したい項目である。特にポイントサイトや、ゲームのアプリへの配信は誤クリックを生み、あまり成果がよい配信先とはいえない。まずは配信先を注視してみよう。
②リターゲティング広告のハガクレ化
リターゲティング広告にもGORINと呼ばれるハガクレのような考え方がある。このコラムでも繰り返しご紹介しているが、商材ごとにターゲティングしたり、商品詳細まで到達したユーザー、カートまで訪れたユーザーを狙ってターゲティングしたりすることでグループをまとめ、データを貯めやすい状態を作り出すことができる。そうすることによってクリエイティブ、LPのABテストを十分なデータを元に実施することが可能になる。
③検索広告との連動性
意外に思われるかもしれないが、リターゲティング広告は検索広告と強く連動している。検索広告で良質なユーザーを集めることができれば、おのずとリターゲティング広告の成果もよくなってくる。検索広告で外したキーワードで配信していないかなどをチェックすることで成果改善ができる。
④LPのABテスト
検索広告でも有効なLPのABテストはリターゲティング広告でも重要である。よりCVRの高いリンク先を指定できれば、その分成果は改善されることが予想される。リンク先がよりCVRの高いリンク先になっているか確認することで成果改善を図ろう。
⑤ターゲティングの拡張方法について
Googleにはターゲティングの拡張という機能があり、無効、慎重な拡張、積極的な拡張といった項目がある。これが慎重な拡張、積極的な拡張になっている場合、サイト訪問者以外もターゲティングしていることになる。これがうまくはまる場合もあれば、真逆の効果を示すこともある。そのあたりに留意して広告運用を進めていこう。
⑥バナーは最大限展開できているか
クリエイティブの展開方法もディスプレイ広告の改善にとっては非常に重要な項目の一つである。サイトのどの枠にも合うサイズでバナー広告を配信しているか。レスポンシブ広告を導入しているだろうか。バナーサイズを展開することで今まで配信されていなかった枠にも配信され、成果が改善された事例もある。できるだけ多くのサイズのバナーを作成するようにしよう。
⑦クリエイティブのABテスト
クリエイティブのABテストも成果改善の上で非常に重要である。この際気を付けなければならないのは、結果をクリック率に求めてしまうことだ。あくまでほしいのはCVのため、クリック率にとらわれすぎてしまうと、クリック率は高いものの、CVに至りづらい広告を配信してしまった…ということもありえる。CVRを見ながらクリエイティブのABテストをしていこう。
⑧フリークエンシーキャップをかけているか
1人のユーザーに同じ広告が一日に100回も200回も配信するのは、ユーザーにとって飽きを生じさせたり、悪い印象を抱かせてしまう一つの要因ともなりうる。同じユーザーにあまりにも配信されすぎないようにフリークエンシーキャップをかけるなどして対処しよう。
様々な手法を用いてリターゲティング広告の成果を改善してきたリンクル
今回のコラムでは、リターゲティング広告の成果改善方法を様々な切り口からご紹介した。この中で実施していないものがあればぜひ成果改善のために実施してほしい。リンクルにはリターゲティング広告の成果改善のプロが多数在籍している。プロによるリターゲティング広告の改善手法に興味のある方、少し相談してみたいという方は下記よりお問い合わせください。
N.H
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