リスティング広告のクリック単価が高い業界でユーザーを集客する方法とは？リスティング以外の施策も活用して効率よく集客しよう

リスティング広告におけるクリック単価

皆さんは、リスティング広告を実施していてクリック単価が高いと感じたことは無いであろうか。近年、リスティング広告のクリック単価は上昇傾向にあり、1ユーザーあたりをサイトへ呼び込むための費用は高くなり続けている。今まではリスティング広告を出稿しておくだけでも効果が出たといったこともあったであろうが、直近ではどのようにして確度の高いユーザーをサイトへ呼び込むのか、呼び込んだ後にどのようにして刈り取るのか等、戦略をしっかりと組む必要が求められている。今回のこのコラムでは、クリック単価が高い業界において、確度の高いユーザーを効率よくサイトへ集客する方法について3つご紹介しよう。是非参考にして今後の広告運用にお役立ていただきたい。

クリック単価が高い業界で確度の高いユーザーを集客する方法

確度の高いユーザーという所をどのように考えるかであるが、自社サービスに関連するキーワードで検索を行っているユーザーは購買意欲の高いユーザーと考えて間違いないであろう。こうしたユーザーにアプローチするのに最も効率が良いのはリスティング広告であるが、今回はリスティング広告のクリック単価が高く、効率よく集客できないという前提なので、こうしたユーザーにアプローチできる方法を3つご紹介しよう。

①カスタムインテント動画

まず初めにご紹介するのが、Google広告のメニューである、カスタムインテントを配信対象とした動画広告である。Googleの動画広告にはカスタムインテントと呼ばれる、登録キーワードを過去検索したことのあるユーザーのリストというものを作成することができ、そちらを動画広告の配信対象に設定することができるのである。動画広告というアプローチ方法ではあるものの、過去自社関連ワードで検索したことのあるユーザーに対してアプローチできる方法であるので、確度の高いユーザーに自社サービスを広めることができるであろう。

②サーチターゲティング

次にご紹介するのが、YDNにおけるサーチターゲティングという手法である。サーチターゲティングとは、登録キーワードで過去検索したことのあるユーザーに対してバナー広告等でアプローチできる手法である。こちらは、YDNのみの配信手法であるが、上記のカスタムインテント動画とは違って、バナー広告でアプローチでき、課金方法もクリック課金型であるので、サイトへユーザーを集客したタイミングで課金が発生するため、効率の良い手法である。

③プレースメント

最後にご紹介するのが、プレースメント配信である。プレースメント配信はサイトを指定してバナー広告等を配信する手法であり、上記でご紹介したカスタムインテント動画やサーチターゲティングとは違った手法に感じる方も多いであろう。このプレースメント配信で有効に機能するのが、自社関連ワードで検索を行った際に上位に表示されるサイトにバナー枠があれば、そちらをプレースメント対象として配信を行うことによって、疑似的にそのワードで検索したユーザーに対してアプローチができることとなる。もちろん、そのサイトが自社サービスに全く関連しないサイトであれば、無駄打ちが多い手法であるが、検討の価値がある手法なのである。

まとめ

今回は、リスティング広告のクリック単価が高い業界における、確度の高いユーザーへのアプローチ方法についてご紹介した。今回ご紹介した手法は一例ではあるが、こうした手法も競合各社が参入してくるとどうしても流入単価は高くなってくるかと思うので、常に考え続ける必要があるのである。リンクルでは、お客様にとってどのような広告が最善なのかということを常に考えながらご提案している。是非、現状の広告効果に満足がいかない、さらなる広告効果を追求していきたいとお考えの読者の方は下記よりリンクルまでお問合せ頂きたい。