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皆さんは、GTM(Google Tag Manager,グーグルタグマネージャー)を活用されているであろうか。GTMはグーグル社が提供しているタグ管理ツールであって、広告を複数実施されている方等は非常に重宝しておられるツールなのではないであろうか。このGTMであるが、タグの発火制御方法を細かく設定出来たり、また自身で作成したJavascriptコードをあたかもHTMLソースコード内に埋め込んだように設定可能だったりもするために、カスタマイズ性が非常に高く、タグ管理ツールとしてだけでない利用方法も多くあるのである。こうしたタグマネージャーであるが、タグマネージャーとHTMLのページのソースを組み合わせつつ設定を行っていくのではなく、タグマネージャー内のみで完結させる方法を模索していくと難しい局面もいくつか存在する。今回は、その中の一つである一つ前のページには情報が存在しているが、現状のページの中にはその情報が存在していないときに、その情報を現ページで利用するための方法についてご紹介しよう。是非参考にして今後のGTM利用にお役立ていただきたい。
まず、上記で述べた解決策を提示する前に、タグマネージャーで難しいことについてご紹介しよう。タグマネージャーはユーザーがいるページの中にある情報を取得した上で加工して使用することについては非常に長けている。DOM要素やグローバル変数等、ユーザーのいるページのソースから情報を抜き出すことはお手の物であって、実際に意図したデータが抜き出せているのかということも、タグマネージャーのプレビューツールで確認できるので実装する側も簡単である。一方で、ページを遷移した際にも保持されるような変数というものは存在せず、一つ前のソースコードにはあった情報であるが、現ページにはないという情報を利用するのは難しいのである。
では、解決策についてご紹介しよう。解決策としては、クッキーを利用する方法が簡単である。サイトを構築されている方などはクッキーを利用すれば情報が保持できるということを知っている方も多いであろうが、GTMを利用すると、GTM内のみでクッキーの書き込み及び読み出しが可能なのである。まず、読み出しの方は非常に簡単である。GTMの初期変数型として、「ファーストパーティーCookie」というものが存在しているために、そのユーザーが指定した名前のファーストパーティーCookieを持っていればそのCookieに書かれている内容を読み込むことができるので、その情報を利用できる。また、クッキーを書き込むことも実は容易にできる。GTMでは、タグとしてカスタムHTMLというものを指定できるので、自身でJavascriptを記載すれば、それがトリガーで指定したページで読み込まれることとなる。つまり、前のページの情報を保持したい場合には、前のページにおいて、そのページ内にある情報をクッキーとして書き出すスクリプトを書いて実行し、遷移したページでGTMの変数で呼び出せば前のページの情報を利用できるのである。
今回は、GTMのみで完結したページ移動に伴う情報保持についてご紹介した。クッキーやローカルストレージなどを利用する方法は、通常のサイトであれば頻繁に行われていることであるが、GTMを利用してもGTMだけで完結して情報を読み書きすることができるので、重宝する場面は多くあるであろう。リンクルでは、タグマネージャーも適宜活用して広告運用を行っている。是非、一歩発展させた広告運用を行いたい、GTMを活用した広告運用を行っていきたいとお考えの読者の方は下記よりリンクルまでお問合せ頂きたい。
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