【初心者必見】Google広告における地域設定の考え方とは？地域設定を理解して地域ごとに入札比率を調整しよう！

Google広告について

皆さんは、Google広告を利用されているであろうか。Google広告はGoogleの検索結果画面に表示されるリスティング広告やサイト閲覧中に表示されるバナー広告等を配信できる広告媒体であって、恐らくこのコラムをご覧の皆様は使用されていたり、聞いたことは有ったりなどされるのではないであろうか。このGoogle広告であるが、リスティング広告やバナー広告において調整できる項目としてはキーワードごとの入札調整や配信先ごとの、いわゆるその配信形態に特有の設定項目だけでなく、例えば年齢・性別・曜日時間帯・地域等広告の配信強弱を変更できる項目が非常に多く存在している。今回のこのコラムではその中でも特に地域設定に絞ってご紹介しよう。是非参考にして今後の広告運用にお役立ていただきたい。

Google広告における地域設定について

まずは、Google広告における地域設定の基本からご紹介しよう。Google広告における地域設定は国単位でも都道府県単位でもはたまたある特定の地点からの半径指定(1km以上で1km刻みである)でも設定することが可能である。この地域設定は、その地域にいるユーザーに対して広告を配信するという設定も行うことが可能であるし、その地域にいるかどうかはわからないが、その地域に興味関心を持っているユーザー層にも配信が可能なのである。具体的には、渋谷区を地域設定していたとしよう。この場合、その地域に興味関心を持つユーザー層というのは、「渋谷 ○○」と検索行動を行っているユーザー等のことである。こうした地域名を含んだ検索行動を行うユーザーはその地域に興味関心を持っているといえる。渋谷に店舗を構えているお客様の場合、渋谷区だけを配信対象としてしまうのではなく、渋谷に興味関心を持つユーザー層にまで広告配信を広げることでより見込み顧客への広告配信を最大化することが可能となるであろう。また、この地域設定であるが除外設定も可能である。ある特定の地域を除外設定することによって、その地域に興味関心を持つユーザー層やその地域にいるユーザー層を除外することが可能となる。

Google広告における地域の入札比率調整について

次にご紹介するのはGoogle広告における地域の入札比率調整である。例えば、自社のサービスの対象ユーザーは日本全国にいる人なので、広告配信対象地域は日本としているが、その日本の中でも地域によって、例えば首都圏はより見込み顧客が多いが地方都市はやや少ないといったことは往々にしてあるであろう。そんな時に役に立つのがGoogle広告の地域入札比率調整である。Google広告の地域入札比率調整はある特定の地域の入札を高めたり下げたりすることができる機能なのである。少し複雑な具体例を見ていこう。Google広告において東京都の地域設定と渋谷区の地域設定を両方とも設定していた場合で、渋谷区に+10%、東京に-50%と設定していた場合には、渋谷区にいる人にはどのような入札比率が設定されるのであろうか。この場合は、より狭い地域で設定している入札比率が優先されるので、渋谷区にいる人は+10%の入札比率となる。では、同じ1km半径指定をしている二つの円が重なっている地域にいるユーザーの場合、どのような入札比率が適用されるのであろうか。この場合両者とも地域の広さは同じであるので、二つの円が重なっている地域の場合、その二つの円の入札比率が違う場合には五分五分で入札比率が適用されることとなる。つまり、-5%と+5%の円が重なっている地域にいるユーザーにはそのどちらかが半々の割合で入札比率調整が適用された状態で広告が表示されるのである。

まとめ

今回は、Google広告における様々な設定項目のうち、地域設定に絞ってご紹介した。地域設定一つをとってもいろんな要素が含まれているので、是非理解して広告運用にお役立ていただきたい。リンクルではお客様の商材にあった広告、およびその設定をご提案してお客様のビジネスの拡大をお手伝いしている。是非、現状の広告成果に満足がいかない、さらなる広告売り上げを増加させていきたいとお考えの読者の方は下記よりリンクルまでお問合せ頂きたい。