リスティングコラム
COLUMN
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このコラムをご覧に皆様は、リスティング広告の運用において自動入札機能を活用されているであろうか。各広告媒体の機械学習機能が進歩している今、自動入札機能をうまく活用し運用工数の削減、広告の成果改善を図ることは非常に重要である。今回は、Google広告の主な自動入札機能の最新情報についてご紹介したい。
現在Google広告で提供されているスマート自動入札戦略には主に下記のようなものが挙げられる。リスティング広告を運用している目的に合わせた入札戦略を設定する必要がある。(Google広告ヘルプより)
クリック数の最大化では、予算内でクリック数を最大化できるように入札単価が自動的に調整される。クリック数の最大化は、1 つのキャンペーンの標準戦略、または複数のキャンペーンや広告グループ、キーワードにまたがるポートフォリオ入札戦略として使用できる。サイトへの流入数を指標としている場合に有効である。
目標インプレッションシェアでは、Google検索結果ページの最上部、上部、または任意の場所に広告が表示されるように自動的に入札単価が設定される。
目標コンバージョン単価では、指定した単価でコンバージョンを最大限に獲得できるように、検索広告やディスプレイ広告の入札単価が自動的に調整される。ディスプレイキャンペーンで目標コンバージョン単価を使用する場合は、クリックに対する課金かコンバージョンに対する課金から選択することが可能である。コンバージョンに対する支払いを使用する場合は、過去30日間でアカウント全体のコンバージョン数が100件を超えており、かつコンバージョンの90%がクリック発生から7日以内に発生している必要があるため、注意が必要である。
目標広告費用対効果では、指定した目標広告費用対効果でコンバージョン値を最大化できるように、入札単価が自動的に調整される。ECサイトを運営されている広告主がGoogle経由での売り上げ(ROAS)を成果指標として設定する場合に有効である。
コンバージョン値の最大化を使用すると、キャンペーン単位の1日の上限予算を予算を過不足なく消化しつつ最大限のコンバージョン値を得られるよう、入札単価が自動設定される。予算管理をおこないつつ、かつコンバージョン値のを最大化させたい場合に有効である。
自動入札戦略では設定してから広告配信の最適化が完了するまでには日数を要する。そのため、あまり頻繁に一日の予算や目標のコンバージョン単価を変更してしまうと常に最適化途中の状態となってしまい、期待するような広告効果を得ることが出来なくなってしまう。自社の商材にとって適切な入札戦略を設定したら、キャンペーンのクリック数やコンバージョン数に合わせて少なくとも2週間、出来れば1か月以上のある程度長いスパンで進捗を追っていくとよいだろう。また、キャンペーンに予算制限がかかっている状態も機械学習による最適化を妨げる原因となってしまうので、余裕を持った予算設定を心がけよう。
今回は、Google広告で使用できるスマート自動入札の戦略についてご紹介した。Google広告の機械学習機能は近年非常に精度が高まっており、手動入札と比較しても良い成果が得られるケースが増えてきている。リンクルでは、広告主様それぞれの商材に合わせた入札戦略を駆使して日々広告効果の最大化に奮闘する運用担当者が揃っている。プロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方は是非下記よりお問合せいただきたい。
K.S
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