リスティングコラム
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このコラムをご覧のみなさんの中には既にGoogle広告の運用を行っている方がほとんどなのではないだろうか。現在Google広告においては自動入札戦略が主流になりつつあり、従来の手動での入札戦略に比べて成果が同程度の場合や改善されるケースも増えてきたように感じる。その背景としては機械学習の精度の向上やビッグデータの蓄積などがあると思われるが、ここ半年、1年でより自動入札戦略のパフォーマンスが向上してきているのは間違いないだろう。一方で、全ての広告主にとって自動入札戦略が効果的とは言えず、自動入札戦略の使い方を誤ると現状の成果より悪くなるケースももちろん存在する。今回は自動入札戦略の中でも用いられる頻度が高いと思われる「目標コンバージョン単価」の設定や運用のコツについて経験をベースにご紹介させていただく。ぜひ皆様の運用の一助となれば幸いである。
それでは早速Google広告「目標コンバージョン単価」の設定と運用のコツについてご紹介させていただく。
1)設定面:目標コンバージョン単価設定が安定化しやすい条件
まず、アカウントの予算やコンバージョン獲得状況に応じて安定化のしやすさが異なるので注意いただきたい。特にコンバージョン数が少ないアカウントにおいては注意が必要となってくる。コンバージョンというシグナルが少ないとそれだけ学習期間が長くなり、かつ、成果の安定化も図りづらくなってしまう。あくまで参考値であるが、キャンペーン単位で月間50件以上はコンバージョン数がないと安定して成果を獲得するのは難しいという印象である。
2)設定面:上限入札、下限入札の設定
目標コンバージョン単価は「ポートフォリオ戦略」を用いることで上限入札、下限入札を設定できる点も留意していただきたい。上限入札設定をかけておくことで例えばクリック単価2,000円といった入札をかけることを防ぐことが可能である。Google側の推奨は設定しないことだと思われるが、余裕は持たせつつ、現実的なラインで上限入札設定をかけた方がCPCの上昇などのリスクを防ぐことが可能である。また、下限入札設定は配信がシュリンクしてしまう現象をある程度抑えることができるため、配信量も重要視している場合は設定しておくと安全である。
3)運用面:目標コンバージョン単価の目標値設定
最後に実際の運用での注意点についてご紹介させていただく。目標コンバージョン単価の見方としては単日で成果を見るのではなく、過去7日や過去30日などある程度長い期間で目標設定と実際のCPAを見比べ設定する必要がある。検索キャンペーンの場合は設定した期間での目標コンバージョン単価を見ることができるため、現在の設定ではなくこの平均目標コンバージョン単価を加味した上で成果と見比べてほしい。目標値と実際の値が大きく乖離がある場合は一旦目標値を上げてから、徐々に下げていくことで安定化を図ることができる。実際のCPAの方が良い場合は徐々に(1週間で10%程度)CPA目標を下げていくことで成果を維持したままCPAを下げていくことができる。
Google広告ヘルプ:「目標コンバージョン単価制」入札戦略について
今回は自動入札戦略の中でも用いられる頻度が高いと思われる「目標コンバージョン単価」の設定や運用のコツについてご紹介させていただいた。広告成果を最大限発揮させるためには各広告媒体の規定や特性に合わせた機能活用、配信設計が重要となってくる。もし現状の成果に対してどのようにパフォーマンスを向上していけば良いか分からない場合には、運用経験が豊富な代理店に広告運用を任せてみることで、商材やサービスに合わせた最適なご提案ができると思われる。興味のある方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。
K.T.
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