Google広告におけるプレースメントターゲティングとは？プレースメントターゲティングを活用して新規ユーザーを獲得しよう【設定注意点編】

Google広告におけるディスプレイ広告施策について

皆さんは、Google広告でディスプレイ広告施策を実施されているであろうか。ディスプレイ広告とは、あるサイトを閲覧している際にそのサイトのコンテンツで無い、別のサイトのコンテンツがバナーやテキストといった形で表示されることがあるかと思うが、そちらがディスプレイ広告の一種である。このディスプレイ広告は、どの場所に広告を掲載するのかという面と誰に対して広告を掲載するのかという人の二軸のターゲティングが存在しており、よく使用されるディスプレイ広告の活用方法としては、リターゲティング広告という人を軸としてターゲティングしたものである。今回のこのコラムでは、先ほどご紹介した人をメインとしてターゲティングするリターゲティングという手法ではなく、面をターゲティングとして活用する、プレースメントターゲティングという手法についてご紹介しよう。是非参考にして今後の広告運用にお役立ていただきたい。

プレースメントターゲティングについて

プレースメントターゲティングとは、上記でも記載させていただいたが、面をターゲティングした広告配信手法である。面をターゲティング、つまり広告配信先のウェブサイトを指定することによって、そのウェブサイトピンポイントに広告を出稿することができるのである。

Google広告におけるプレースメントターゲティングの注意点

プレースメントターゲティングを行う際に、どのサイトに広告を出稿するのかということをURLにて指定する必要があるのであるが、そのURLの指定方法には、一定の要件が存在する。今回は特にGoogle広告にてご紹介しよう。まず、大まかに分けて二つの分類が存在する。それは、第二階層までのURLを指定したい場合とそれ以上深い階層のURLを指定したい場合である。

①第二階層までのURLを指定したい場合

第二階層までのURL、つまりhttps://www.test.com/やhttps://www.test.com/test/等を指定する場合には、特別な問題なく指定することができる。一点、https://www.test.com/を指定した場合にはその下の階層すべてのプレースメントが対象となるということにだけ注意しておこう。

②第二階層以降の深い階層まで指定したい場合

この場合がやや難しく、個別のページが存在していなければ指定することができない。例えば、https://www.test.com/test/a/b/というページは指定することができないが、https://www.test.com/test/a/b/index.htmlというページが存在していれば、そちらのページを指定可能である。

また、その他サブドメインのサイト等、条件によっては出稿できないサイトも存在しているが、おおむね上記で記載した方針を守っていれば、配信可能なプレースメントを見つけることは出来るであろう。ここで注意すべき点は、例えば、②の場合など、「.html」で終了していない等の個別のページが無い場合には、例え広告配信枠が存在していたとしても広告出稿できない点に注意していただきたい。

まとめ

今回は、プレースメントターゲティングの概要及びその注意点に絞ってご紹介させていただいた。プレースメントターゲティングはSEOで上位掲載したり、リスティング広告で購入するのが難しいキーワード等で流入を集めたい際に有効な手段となるのであるが、そのプレースメント先には一定の要件があるので、注意いただきたい。リンクルでは、お客様の状況によって、様々な広告配信手法をご提案させていただいている。是非、現状の広告効果に満足がいかない、さらなる広告効果を追求していきたいとお考えの読者の方は下記よりリンクルまでお問合せ頂きたい。