リスティングコラム
COLUMN
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このコラムをご覧の皆さまの中にはこの春からリスティング広告などのウェブ広告に初めて携わるようになる方も多いのではないだろうか。リスティング広告を初めて見る方にとって、広告の管理画面には多くの項目とそれに伴う数値データがあるため、どの部分を見たらよいか検討もつかないと困るケースは多いのではないかと思われる。リスティング広告の運用に慣れてくれば自然と見るべきポイントも見つかるようになるが、慣れないうちはどのようにアカウントの成果を把握し、分析・改善へとつなげていくのかの道筋が見えづらいと思われる。しかし、自分の中で見るべき視点をいくつかストックしておくことで、どのようなアカウントを見る際もある程度状況の把握と分析を行うことができるのである。そこで、本コラムではリスティング広告の中でもGoogle広告において気づきから分析・改善へとつなげる方法についてご紹介させていただく。ぜひ日頃の広告運用の一助となれば幸いである。
それでは早速、Google検索広告で気づきを得る方法についてご紹介していく。
まず、検索広告の成果を見る上で重要な要素は配信量が多いキーワードの中身である。見方としては、キーワードの画面から費用が多い順に並べて見ることで該当アカウント(キャンペーン)において広告費を多く使っているキーワードを把握することができる。この際、費用上位のキーワードの中に部分一致キーワードが多く含まれている、かつ、コンバージョン獲得単価(CPA)が高い場合は要注意である。一見、関連度の高いキーワードに見えるが、実際は関連性が少ない検索語句に反応してしまっている可能性があるため、該当のキーワードの検索語句を参照することも状況把握、改善には必要である。また、単体キーワードも配信量は多いが、潜在層のユーザーが多くなかなかコンバージョンにつながらない可能性もあるため、より比較検討層に近いユーザーを獲得できそうな掛け合わせキーワードがないか考えてみてほしい。
次に実際に自分が商材に関連するキーワードをGoogle検索画面で検索してみるのも良い手法である。検索結果画面では、自社の広告の掲載順位や内容を確認できるだけでなく、競合他社の広告の配信状況や訴求内容を把握することができる。特に、競合他社の訴求内容に自社の訴求が負けていないかや、検索語句と広告、飛び先のページがマッチしているか(必要な情報やユーザーの期待に答えられるページか)を確認してほしい。
最後に広告配信を行っている商材やサービスを実際に活用しているユーザーの属性(性別や年齢など)を考えることも重要な視点である。また、地域性も重要な要素であり、店舗やイベント集客であれば都市部か地方かでも商圏が異なる可能性は高く、さらに、店からの距離も重要な指標である。ここで大事なことは、想定したユーザーの属性や地域特性を踏まえて、実際の広告成果を調べに行くことである。そうすることで単純にユーザー属性別の成果や地域別の成果を見たときには得られない根拠や気づきを得ることができ、それが分析のきっかけにつなげることができるのである。
本コラムではリスティング広告の中でもGoogle広告において気づきから分析・改善へとつなげる方法についてご紹介した。リスティング広告において見ることができるポイントは非常に多く存在するが、見るべきポイントはそこまで多くないため、要点を絞って広告運用を効率的に進めていただきたい。また、プロフェッショナルな運用にご興味のある方は是非下記よりお問い合わせいただきたい。
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