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このコラムをご覧のみなさんの中には日々リスティング広告の運用を行っているものの、なかなか成果が上がらないとお困りの方も多いのではないだろうか。キーワードの調整や検索語句の精査、地域や時間帯の調整などの要素は既に調整されており、次にどの部分を改善していけば良いか分からないというケースも多いかもしれない。思いつきやすい部分としては飛び先のページの作成や改修などが挙げられるが、社内リソースや費用・工数の関係でなかなか進まないという企業様も多いのが現実である。そこで、本コラムでは次の一手でお悩みの方に向けて比較的作成・導入が容易である「広告文」の成果改善の方法についてご紹介させていただく。ぜひ皆様の運用の一助となれば幸いである。
それではGoogle検索広告を例に、広告文のABテストの考え方・コツについて説明させていただく。
まず、重要な部分はどの指標を基に広告文の成果を判断するかということである。一番やりやすいのは応募や問い合わせといったコンバージョン(CV)数を基にする方法であるが、BtoBサービスなど月間のコンバージョン数が少ない場合は統計的な有意差を判断することが難しく、別の指標を基に設定した方が良いことも多い。その場合はフォーム到達や電話タップといった中間地点(マイクロコンバージョンなどとも呼ばれる)を指標にすることでコンバージョンへの繋がりやすさを比較することが可能である。また、コンバージョンだけではなく、クリック率も重要な要素である。クリック率が高いということはその分ユーザーの興味関心を集めているという証拠であり、クリック率の高さは見込みユーザーの獲得にとって重要な指標となる。一方、クリック率は高いが、コンバージョン率が低い広告文の場合は広告訴求の内容とランディングページの関連は問題ないか、また、他に良いページがないか検証いただくのも重要なポイントとなる。
次に、どの程度の期間で検証を行うべきかについてである。期間についてはアカウントにより異なるが、重要なポイントとしては1)検証する広告文がそれぞれ一定数のクリック数があるか(最低100クリック、推奨は500クリック以上)、2)上記でご説明した成果判断に用いる指標が一定数以上(有意差がある程度)獲得できているかの2点である。例えば、全体のコンバージョン数が5件であれば広告文の検証は難しく、また、特定の広告文の成果が良かったとしてもクリック数が20件の場合、偶然である可能性も高いのである。結論として、どの程度期間が必要かについては判断に必要なクリック数や指標の数が一定基準以上に達した段階が適切な期間といえる。
今回はGoogle広告において「広告文」での成果改善の方法・コツについてご紹介させていただいた。クリエイティブの改善は日頃の調整ではなかなか難しいが、一定期間のデータを基に分析し、その結果を活かして次の広告文をテストしていくという考え方により大きく成果改善を図れる可能性がある部分なのでぜひ実施してみていただきたい。広告成果を最大限発揮させるためには自社の商材・サービスの理解はもちろんのこと、それが広告媒体やメニューにどのように活用できるかという知識と経験値が重要となってくる。もし現状の成果に対してどのようにパフォーマンスを向上していけば良いか分からない場合には、運用経験が豊富な代理店に広告運用を任せてみることで、商材やサービスに合わせた最適なご提案ができると思われる。興味のある方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。
K.T.
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