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Google AdWordsやYahoo!のリスティング広告においてグループを分ける基準とは?広告グループを適切に作成し、運用のやりやすいアカウント構造にしよう

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運用のしやすい広告グループとは?広告グループを作成する際の視点についてご紹介

このコラムをご覧になっている皆さんの中には、広告グループを作成する際にどのような点を意識して作成すれば良いか迷った方もいらっしゃるのではないだろうか。ご存知の方も多いとは思うが、広告グループは同じテーマを持つ広告やキーワードをまとめたもので、例えば家具業界でいえば、シングルベッドとダブルベッド、机とテーブルのように販売したい商品のカテゴリやサービスの種類等によって分けることが一般的である。そして、広告グループはGoogleAdWordsの3層構造(アカウント、キャンペーン、広告グループ)の中でも最も細かく設定することができ、かつ重要な設定であるため、そのアカウントが成果を出せるかどうかにも大きく関わってくる。そこで今回は、広告グループを作成する際の基準やポイントについてご紹介する。是非今後のアカウントの構成作りの際にお役に立てていただきたい。

①訴求したい内容で広告グループを分ける

広告グループをどの程度まとめ、どの程度切り分けるかを考える基準は、基本的には「訴求したい内容に依拠する」と考えるとよい。たとえば、調理器具のECサイトを運営する広告主がキーワードの設定をする際に、「フライパン」という単語に「値段」を掛け合わせてひとつのキーワードにしたいと考えたとする。これは「フライパンの値段を気にしているユーザー」に対して広告を表示したいという意図があるので、「値段」に類する「価格」「安い」などを掛け合わせたキーワードも設定するのであれば、全て同一のグループにするのがよいだろう。一方、「フライパン 品質」の掛け合わせとする場合、このキーワードで検索しているユーザーは「値段は多少高くても良質なフライパンが欲しいと思っている」と想定される。したがって、値段を気にするユーザーとはそもそも訴求するポイントが異なってくるため、一般的には広告グループは分けた方がよいと言えるだろう。また、実際にキーワードが検索された際に表示されるテキスト広告は広告グループ毎の割り当てとなるため、そういった意味でも訴求ポイントによる広告グループ分けが重要となってくる。前述したように広告グループを分けておけば、フライパンの価格訴求による広告文、品質訴求による広告文をそれぞれキーワードに対応するように設定できるため、自然とユーザーのクリック率やコンバージョン率も上昇する可能性が高い。

②入札単価の調整を適切に行えるグループ分け

リスティング広告では広告グループ毎に必ず入札単価を設定する必要がある。これはキーワード単位でも設定することが可能で、その場合はキーワード単位の入札単価が適用される。すべてのキーワードを個別に価格調整できれば理想だが、よっぽど登録されているキーワードが少ないということでもなければ、そういった運用方法は現実的ではない。よって、おおよそこの訴求軸の掛け合わせキーワードにはこれくらい入札したいという金額を広告グループ毎に設定した上で、特に注力したいキーワードや、極端に成果が悪いキーワードのみ個別に単価を変えていくという方法が望ましい。その中で、あまりグループを細かく分けすぎてしまうとひとつひとつの精査に労力が割かれてしまうことになるし、かと言ってまとめすぎてしまうと、グループそのものの入札単価を調整した際に意図しないような結果を生み出す危険性がある。①で前述したポイントも鑑みながら、適切なグループ分けを考えていけるとよいだろう。

まとめ

今回は広告グループを作成する際の視点や分け方についてお伝えした。広告グループは、アカウントの中でも最も重要な設定の一つであり、運用のやりやすさにも関わってくる。今回はグループ分けする際に必要な視点として代表的なものを挙げたが、他にも広告グループを作成する際のポイントは多岐に渡る。興味のある方は下記よりリンクルまでお問い合わせ頂きたい。

F.S.

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