【エリア限定配信したい方必見】Google AdWordsでエリア設定する際に気をつけたい3つのポイント

WEB広告を配信する上で非常に重要なエリア設定

これまで多くのクライアント様からリスティング広告の運用を任せて頂いてきたが、そのほとんどの場合においてリスティング広告を配信するエリア設定を行っている。WEB広告において配信エリアを指定出来ることは多くの方にとって当たり前だという認識を持たれているかもしれない。今回のコラムではある意味、当たり前となっているであろうGoogle AdWordsにおけるエリア設定について設定する際に気をつけたいポイントをご紹介したい。基本的な設定事項であるが、ぜひ今一度ご確認いただき、適切な設定となっているか配信の無駄等はないか、その当たり前を疑って欲しい。

①配信エリア指定

配信するエリアをキャンペーン単位で指定することが出来る。世界各国の約10万弱、日本国内だと1000以上（2017年6月現在）の地域の中から配信エリア指定することが可能となっている。この際に留意しておきたいのは、例えば配信エリアに日本を指定して、かつ沖縄県を指定している場合は日本全国に配信される設定となっていることである。つまり、指定されているエリアの中で最も守備範囲の広いエリアが配信対象となる点をしっかりと理解しておきたい。

②除外エリア指定

上で紹介した配信エリア指定のみだと、細かな調整や無駄配信を排除仕切れない場合も多いだろう。そういった時にぜひ活用したいのが除外エリア指定である。指定出来るエリアの数は配信エリア指定と同じで、非常に細かく設定することが可能となっている。①と②を上手く組み合わせることで日本国内のみに限らず、世界各国で細かく配信地域を絞り込むことが可能となるので、エリア毎の配信実績も確認した上でぜひ存分に活用していただきたい。

③配信キャンペーン設定

ここまでエリア設定でどのように配信エリアと除外エリアを指定できるかを簡単にご紹介したが、配信しているキャンペーンのターゲティング方法もぜひ確認して欲しい。ターゲティング方法の項目では、以下の3パターンから選択出来る。

1.ターゲット地域にいるユーザーと、ターゲット地域に関する情報を検索、閲覧しているユーザー（推奨）

2.ターゲット地域にいるユーザー

3.ターゲット地域に関する情報を検索、閲覧しているユーザー

1の推奨設定だと自分が配信したいエリアにユーザーがいない場合でもユーザーがその地域に関連した検索、サイト閲覧をしている場合には広告が配信される設定となっている。推奨設定となっているが、広告に関連するユーザーに広く広告が配信される設定である。当然厳密に広告配信を設定したい場合は2に指定しておかないと無駄な広告配信に繋がる可能性があるため注意が必要である。

まとめ

ここまでGoogle AdWordsで配信を行う際に、どのようにエリア設定出来るのか、その方法や注意点についてご紹介した。Google AdWordsに限らず多くのWEB広告で配信エリアの指定は可能であるが、それぞれの媒体毎に指定の仕方は異なり、こうした細かな設定をしっかり抑えていないばかりに無駄な広告配信がなされている場合も少なくないだろう。リスティング広告をはじめとするWEB広告でまず留意すべき点は必要なところに広告費を投下すること、すなわち無駄を可能な限り排除することであることをまずはしっかりと認識して欲しい。リンクルは、こうした細かな設定についても熟知し実際の配信に活かすことで、より多くのお客様のニーズに応えてきた。そういった周囲の変化に常にアンテナを張り巡らせ、それぞれのニーズやそれに応じた最適な解決方法を模索し続けることを日々心がけている。些細な事でも、何か疑問や興味関心を持たれた方は下記より、リンクルまでお問い合わせください。