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現在、多くの企業がGoogle AdWordsで自社サービスのアプローチやサイト訪問者の行動分析を行っている。そして、web広告を配信している企業・団体であればリマーケティング広告を行っている企業も多いことだろう。リマーケティング広告は、自社のサイトに訪問したことがあるユーザーへアプローチすることで再度サイトへ訪問を促すことができる広告である。リマーケティング広告は、効果が高いことで知られている為、多くの企業でリマーケティング広告の効果改善を図っていることだろう。リマーケティング広告の効果はユーザーの質に左右されることが多いことから、ユーザーリストの質を高めることでリマーケティング広告の効果を向上させることができる。今回はユーザーリストの質を高める方法として、Google Analyticsのシーケンス機能を活用してサイト内で特定の行動を行ったユーザーをリスト化する方法を紹介する。
Google Analyticsでリマーケティングリストを作成するには、リストを活用するGoogle AdWordsとリストを作成するGoogle Analyticsでアカウントの連携を行う必要がある。
今回は、双方のアカウント連携が行われていることを前提としてご紹介する。
①アナリティクス設定のユーザーリストをクリック
②新しいユーザーリストの作成
新しいユーザーリストをクリックすることで「新規のユーザーリスト」を作成することができる。
③リストを作成するアカウントを設定
ここで、データ元のビューとリストを作成するGoogle AdWordsのアカウント設定を行うことができる。
対象のビューと移行先のアカウントを設定し、「次のステップ」をクリックすることで、リマーケティングリストの作成画面にいくことができる。
④ユーザーリストの定義で新規作成を選択
シーケンスを活用したユーザーリストはデフォルトのリストにはない為、自分でカスタマイズしたリストを作成する必要がある。今回は新規作成からユーザーリストを作成する。
⑤ユーザーリストの定義を設定
シーケンスで条件を設定することで特定のステップをふんだユーザーをリスト化することができる。
⑥有効期間を設定し、保存をクリック
⑦リマーケティングリストの確認
ユーザーは商品を購入する際にサイトの様々なページを閲覧してどの商品を購入するかを決定する。ユーザーがどういった行動した場合、購入する傾向があるかは、サイト分析を行うことで把握することができる。また、サイトを制作する際にユーザーのサイト行動について、仮説を立てて構築するもの良いだろう。今回のシーケンス機能を活用することでサイト制作時に立てた仮説を基にユーザーリストを作成することもできるし、サイト分析の結果からコンバージョンに至りやすい行動をしているユーザーのリストを作成することもできる。このリストはユーザーの行動変化を促進させることができる可能性があると考えられ、リマーケティング広告のユーザーリストの質を向上させることができるだろう。ユーザーは様々な状況で行動を変化する為、このような行動を軸にしたユーザーリストは今後のリマーケティング広告効果改善を行うにあたって必要になることだろう。
このようなユーザーの行動に合わせた広告施策に興味がある方は、下記よりお問い合わせ下さい。
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