リスティングコラム
COLUMN
Google Analytics
アクセス解析
以前にも何度かGoogle Analyticsのユーザーリスト作成方法を紹介したが、今回はGoogle Analyticsを分析した結果、CVをしているユーザーの傾向として滞在時間とページビュー数に特定の傾向がある場合に有効なユーザーリストの作成方法を紹介しよう。今回は、CVをしているユーザーの傾向として、7ページ以上閲覧していて180秒以上サイトに滞在している傾向があると仮定して設定の紹介をする。
Google Analyticsでリマーケティングリストを作成するには、リストを活用するGoogle AdWordsとリストを作成するGoogle Analyticsでアカウントの連携を行う必要がある。
今回は、双方のアカウント連携が行われていることを前提としてご紹介する。
①アナリティクス設定のユーザーリストをクリック
②新しいユーザーリストの作成
新しいユーザーリストをクリックすることで「新規のユーザーリスト」を作成することができる。
③リストを作成するアカウントを設定
ここで、データ元のビューとリストを作成するGoogle AdWordsのアカウント設定を行うことができる。
対象のビューと移行先のアカウントを設定し、「次のステップ」をクリックすることで、リマーケティングリストの作成画面にいくことができる。
④ユーザーリストの定義で新規作成を選択
滞在時間やページビューをベースにしたユーザーリストの作成は、デフォルトのリストにはない為、自分でカスタマイズしたリストを作成する必要がある。
⑤ユーザーリストの定義を設定
今回は、7ページ以上閲覧していて180秒以上サイトに滞在しているユーザーのリストを作成する為、下記のような設定を行う。
・ページビュー:7以上
・滞在時間:180秒以上
※ここでの注意点として、2つの条件を満たしたユーザーをリスト化する必要がある為、「AND」条件にて設定を行おう。
⑥有効期間を設定し、保存をクリック
⑦リマーケティングリストの確認
Google Analyticsでは、サイト内で行動しているユーザーの動きをデータで可視化することができる。その為、どのような傾向の動きをしているユーザーがCVに致しやすいかを把握することができる。Google Analyticsでユーザーリストを作成する場合は、事前に分析を行うことで精度の高いユーザーリスを作成することが可能となる。
Google Analyticsを活用したユーザーリスト作成においては、事前のサイト解析を行うことが前提となる。Google Analyticsで作成したユーザーリストを活用して失敗するケースとして多いのが、サイトの事前分析を行わず自分の仮説だけでユーザーリストを作成して広告配信を行うことである。自分で立てた仮説だけだと自分よがりになり、ユーザーの気持ちをくみとることができない。仮説を立てることは重要だが、ユーザーリストを作成するにあたっては立てた仮説の裏付けが必要となる。その裏付けをGoogle Analyticsで行うことができる為、ユーザーリストを作成する時は事前にサイト分析を行った上で行おう。
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