【運用の自動化】リスティング広告（Google AdWords）で自動化ツールを駆使して、自動で配信を制御しよう！
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2017年に入り早くも10日以上が経過したが、この年末年始の休暇中も広告配信設定を手動でオンオフしたり、クリエイティブを切り替えたりと大変な思いをされた方もいらっしゃるのではないだろうか。特にお問合せに対応できない場合だと、長期休暇は多くの広告主様が広告配信を控える傾向にあるが、それによってせっかくの休暇中にも関わらず、わざわざPCを立ち上げたり時間を拘束されてしまうのは逆に面倒に感じる。今回のコラムでは、Google AdWords自動化ツールの機能をご紹介し、こうしたタイミングでも役立てて頂ければ幸いである。
では早速Google AdWordsの自動化ルールを活用する事で出来ることをご紹介しよう。キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードといった各階層ごとにルール（配信設定のオンオフ切り替えや入札調整等）を設定できるため、広告配信を制御するという点では非常に多くのことが可能となるのである。例を以下にご紹介する。
1日の予算を変更する
キャンペーンを一時停止する
キャンペーンを有効にする
メールを送信する
広告グループのデフォルトの上限クリック単価を変更する
状況に合わせて広告グループのデフォルトの上限広告視聴単価を変更
広告グループを一時停止にする
広告グループを有効にする
メールを送信する
広告を一時停止にする
広告を有効にする
メールを送信する
上限クリック単価を変更する
入札単価をページ上部表示の推定入札単価に引き上げる
入札単価をFirst Page Bidまで引き上げる
キーワードを一時停止にする
キーワードを有効にする
メールを送信する
以上に各階層毎に設定出来る項目事項を挙げたが、広告配信のオンオフ切り替えは当然のことながら、日常の運用においても、このキーワードだけはしっかりと配信を強めておきたい、何かのセールやキャンペーンで広告を追加切り替えたい、曜日ごとに予算の割り振りを変更したいなどなど、実に様々な場面で活用できることがお判りだろう。もちろん良くも悪くも設定通りに自動化されるため、特に初期段階の使用に際しては注意が必要である。ここ数年の機能拡張の流れを見ても媒体側が自動化を推進しているのは明らかだ。そのため今後は、どこまでが手動でどこからを自動化していくのかが全体の費用対効果（時間的な工数面も含めての）を向上させるためには、非常に重要なポイントとなってくると思われる。現段階ではまだまだ発展途上の機能ではあるが、それぞれでカスタマイズしていくことで非常に活きてくる機能であることは間違いない。
今回のコラムではGoogle AdWordsの自動化ルールの各階層ごとの項目と、そこから得られるメリットや留意点についても言及した。媒体側も自動化をはじめとして様々な機能の拡張を行っており、当然の事ながら出来ることも非常にスピーディーに増加している。リンクルは、こうした機能の拡張に対しても常にアンテナを張り巡らせ、最新の情報をそれぞれのニーズやそれに応じた最適な解決方法を模索し続けることを日々心がけている。今回紹介した自動化ルールも活用のしかたによって様々な場面で多くの広告主のニーズを満たすことが可能となる。当然新しい機能だから良いモノというわけではなく、その仕組を適切に理解しどのように組み合わせをしていくかが重要だ。些細な事でも、何か疑問や興味関心を持たれた方は下記より、リンクルまでお問い合わせください。
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