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このコラムをご覧になっている皆様はGoogle広告のスマート自動入札を活用されているであろうか。機械学習を活用して広告の入札機会において都度コンバージョン数やコンバージョン値の最適化を行ってくれる非常に便利な機能であり、目標コンバージョン単価、目標費用対効果、コンバージョン数の最大化、拡張クリック単価(eCPC)の種類がある。実際にリンクルでもこれらの入札戦略をクライアント様のアカウントへ導入させていただく割合は増えているが、導入に当たり、いくつかのポイントに注意しておかなければ期待するような成果を得ることは難しい。そこで今回は、Google広告のスマート自動入札を活用する上で気を付けたいポイントについてご紹介したい。
では、実際にどの様な項目に注意してスマート自動入札の導入を進めれば良いのか。下記では代表的な4つの項目をご紹介する。
スマート自動入札ではキャンペーンにおいて目標とするコンバージョン単価(CPA)や費用対効果(ROAS)を設定し、この目標値に合わせて機械学習による入札単価が算出されていく。ところが、この目標値の値が低すぎると、スマート自動入札が柔軟に機能することができないため、広告の表示機会を逃してしまうことになる。
スマート自動入札における学習のスピードや精度は概ねキャンペーンのデータ量に比例すると言われている。データ量が多い方が、学習が早まり、学習の精度も向上するため、パフォーマンスの最大化には一定のデータ量が必要なのである。推奨されているデータ量の一つの目安としては月間のコンバージョン数が50件以上、というものが挙げられるが実際にはコンバージョン数がこの値を下回ることも多いであろう。そんなときに是非ご活用いただきたいのが、マイクロコンバージョンである。例えば、通販サイトの場合、コンバージョンは商品の購入に設定されている場合が多いかと思うが、ショッピングカートへの商品追加や商品詳細ページの閲覧等、手前のポイントをマイクロコンバージョンとして設定するのである。こうすることにより、得られるデータ量は増加し、機械学習の精度をより高めることが期待できる。
予算による制限の有無もまた重要なチェックポイントの一つである。キャンペーンで予算の制限が掛かっている状態だと、オークションへの参加が制限されてしまうため、取得出来るデータ量が少なくなり機械学習が適切に進みづらくなる。可能であれば十分な予算を確保した上でスマート自動入札を設定しよう。
スマート自動入札を導入したキャンペーンのパフォーマンスが安定化するには、一定の学習期間が必要である。スマート自動入札の導入を行う際に失敗してしまう例として多いのが、学習期間におけるCPAの上振れを我慢できず、元の入札戦略に戻してしまうパターンである。成果が安定化するまでの約2週間~1ヶ月間の間は、我慢強く動きをウォッチしていくと良いであろう。
今回は、Goolge広告のスマート自動入札を導入する際に注意すべきポイントについてご紹介した。「自動」という名称はついているものの、適切に設定を行い、成果をウォッチしていかなければ期待する成果を得ることは難しい。リンクルでは、様々なクライアント様へのスマート自動入札導入の経験からパフォーマンスを最大化させるための導入ノウハウを多く保有している。プロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方は是非下記よりお問い合わせいただきたい。
K.S
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