Googleディスプレイネットワークのサイトカテゴリオプションの活用で企業ブランドを守る

【サイトカテゴリオプションとは】

現在、日本のwebサイトは数億サイト、全世界では数十億サイトあると言われている。サイトの中に広告枠を設けて

マネタイズしている企業も非常に多い、広告主から見ると広告を出稿出来るサイトが沢山あることは選択の幅が広がり、

良いことである。その反面広告を出稿してしまうことで、ブランドの品質を低下させてしまう可能性が高いサイトも多く存在する。

GoogleAdwordsのディスプレイネットワークで配信する際に、ブランドのイメージを損なう可能性のあるサイトをカテゴライズして

そのサイトに対して配信を除外することが出来る。これをサイトカテゴリオプションと言う。

ブランドの品質を守るためにも、Googleディスプレイネットワークのサイトカテゴリオプションは重要である。

それでは、どのようなカテゴリで設定可能なのか説明していく。

【サイトカテゴリオプションのカテゴリの種類と説明】

大きく分けてカテゴリは5つ分かれており、さらにそれぞれで細かく配信を除外することが出来る。
《カテゴリの分類》

①デジタルコンテンツのラベル

ディスプレイネットワークの全サイトにラベルが設定されており、その中での配信の除外が可能である。

（1）DL-G: 一般向けコンテンツ

（2）DL-PG: 保護者の判断を要するコンテンツ

（3）DL-T: 13 歳以上向けコンテンツ

（4）DL-MA: 成人向けコンテンツ

（5）ラベル未設定: ラベルが未設定のコンテンツ

※すべてを除外してしまうとディスプレイネットワークでの配信がされなくなってしまう為注意が必要

②デリケートなコンテンツ

マイナスイメージにつながる可能性が高い項目を配信除外出来る。項目に関しては以下の通りである。

（1）犯罪、警察、非常事態: 犯罪記録、火災に関するニュース記事、救急サービスの情報資源など

（2）訃報、惨事: 死亡記事、葬儀サービス、自然災害に関する記事、事故など。

（3）軍事、国際紛争: 戦争、テロ、扱いに注意を要する国際関係のニュースなど

（4）稚拙、グロテスクなコンテンツ: ジョーク、不気味な写真、スタントのビデオなど

（5）冒とく、乱暴な表現: 程度を問わず粗野な表現が使用されている場合など

（6）性的内容を示唆するコンテンツ: 刺激的な写真やテキストなど

③プレースメントの種類

（1）ドメインパーキング: 登録されているものの未作成のウェブサイトのドメイン

（2）エラーページ: ウェブページやサイトが参照できなかった場合にユーザーが誘導されるページ

（3）InGame: ゲーム内に広告が表示されるオンラインおよびモバイルアプリのゲーム

（4）ギャンブル: 懸賞、カジノサイト、ギャンブル用品を販売するサイトなど。注: デフォルトで除外されている

（5）フォーラム: インターネット掲示板

（6）ソーシャルネットワーク: ユーザー同士が交流し、それぞれが個人プロフィールを作成するサイト

（7）画像共有ページ: ユーザーが画像をアップロード、閲覧できるページ

（8）動画共有ページ: ユーザーが動画をアップロード、閲覧できるページ

④広告の表示場所

（1）スクロールしなければ見えない位置: ページの中で、ユーザーが下にスクロールしなければ表示されないセクション
※視認性が低い広告を排除出来るので、広告のパフォーマンスに直接かかわってくる

⑤動画コンテンツ

（1）InVideo: 広告が動画プレーヤー内に表示される動画

（2）InVideo（ユーザーによる埋め込みのみ）: サイト運営者がディスプレイネットワーク上で

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見つけたものを自分のサイトで公開している動画。

（3）ライブストリーミング動画: インターネットを通じてストリーム配信されるライブイベントの動画

【まとめ】

ブランドイメージを損なわない為でもあるが、広告のパフォーマンスに影響してくるので配信する際は設定をお勧めする。

Googleディスプレイネットワークのサイトカテゴリオプションの活用でブランドを守るとは