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Googleディスプレイネットワーク、Yahoo!ディスプレイアドネットワークでは、ユニークユーザーに対して何回まで広告を表示させるか、つまりユーザーとの接触頻度の上限を設ける設定が可能である。このことを「フリークエンシーキャップ設定」という。同じ広告が何度も表示されてイライラした経験が一度はあると思うが、フリークエンシーキャップを設定することにより、そのような過度な広告表示を防ぎ、新規ユーザーへの広告表示に注力することができるようになる。また、設定の際にはキャンペーンや広告グループといったどの単位で何回まで表示させるかの詳細な設定が可能である。今回は、Googleディスプレイネットワーク、Yahoo!ディスプレイアドネットワークにおけるフリークエンシーキャップの設定方法についてご紹介する。
①Google Adwordsの管理画面へログインし、対象のキャンペーンを選択する
②設定タブをクリックする
③設定タブのすべての設定より、フリークエンシーキャップの「編集」をクリックする
④デフォルトでは「視認範囲のインプレッション数の上限なし」と設定されている。図のように上限を設定する
設定可能単位
日単位、週単位、月単位
設定可能コンポーネント
キャンペーン単位、広告グループ単位、広告単位
⑤保存をクリックして、設定完了!
以上がGoogleディスプレイネットワークのフリークエンシーキャップ設定方法である。
①管理画面へログインし、対象のキャンペーンを選択する
Yahoo!ディスプレイアドネットワークでは、「ターゲティング」「サイトリターゲティング」「その他の広告」が、広告掲載方式の場合にフリークエンシーキャップを設定することができる。
②キャンペーン設定情報をクリックする
③ページ最下部の「編集」をクリックする
④デフォルトでは「設定しない」と設定されている。図のように上限を設定する
設定可能単位
日単位、週単位、月単位
設定可能コンポーネント
キャンペーン単位、広告グループ単位、広告単位
⑤「編集内容を保存」をクリックして、設定完了
以上がYahoo!ディスプレイアドネットワークのフリークエンシーキャップ設定方法である。また、Yahoo!ディスプレイアドネットワークでは、バルク上のキャンペーン列で入力すれば設定可能であるため、複数キャンペーンを入稿する際は、バルクでの設定を活用すると良いだろう。
フリークエンシーキャップの設定は、キャンペーン・広告グループ・広告単位で設定できると記載したが、各コンポーネントの設定ごとに広告の表示回数も異なってくるため、広告を入稿する際に設定についてよく検討しておくことをお勧めする。
フリークエンシーキャップを設定することにより、過剰な配信を防ぎ、それに伴い発生する無駄なコストを削減することができるため、ディスプレイネットワークで広告を配信する際は重要なポイントとなることを覚えておくと良いだろう。また、何度まで広告表示させることが適切になるのかは、表示する広告によっても異なるため、パフォーマンスレポートからフリークエンシーレポートなどを利用して広告の実績を確認しながら適切な設定をするとなお良い。リンクルでは、お客様の目的に寄り添い効果の最大化を実現させる運用を日々行っている。様々な指標や効果改善策を熟知した者が担当する運用代行にご興味のある方は、リンクルにお問い合わせ下さい。
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