【Facebook・Instagram広告】「広告関連度診断」の結果の捉え方と改善方法とは？広告クリエイティブの品質を上げて費用対効果を上げる方法についてご紹介

Facebook広告・Instagram広告における広告の品質とは？

このコラムをご覧のみなさんの中にはFacebook広告やInstagram広告を実施されているが、なかなか思うような成果が出ておらず、さらなるパフォーマンス改善を行いたいとお考えの方も多いのではないだろうか。Facebook広告の成果改善において重要な要素はいくつかあるが、特に広告クリエイティブやターゲティングの見直し、改善は重要である。今回のコラムでは特にクリエイティブの観点からFacebook広告・Instagram広告の広告の品質を表す「広告関連度診断」の見方や具体的な改善方法についてご紹介させていただく。ぜひ皆様の運用の一助となれば幸いである。

Facebook広告・Instagram広告の広告の品質を表す広告関連度診断の見方と改善方法

それでは「広告関連度診断」の項目の内訳ついてご紹介させていただく。広告関連度診断では、大きく分けて「品質ランキング」「コンバージョン率ランキング」「エンゲージメント率ランキング」の３つの観点に分けることができる。

A）品質ランキング

品質ランキングでは広告の「感性品質」を基に他の広告と比較される。低品質なコンテンツの特徴に該当する場合や広告をみたユーザーのフィードバックが良くない（非表示や広告を報告される）、ランディングページの滞在時間、直帰率が低いという場合は品質ランキングが低い傾向にある。良く当てはまりやすい例としては広告画像や動画サムネイル内の広告文言が多い（約20%以上）場合は配信量の制限や、品質の低下を招く恐れがあるため、注意していただきたい。また、広告でのユーザーに与える印象とランディングページの内容が大きく異なる場合、ユーザーの滞在率、時間の低下やネガティブフィードバックへとつながるため、品質ランキングも低下する恐れがあるので広告文言で過剰な表現や誤解を与える表現を使用していないか注意していただきたい。

B）コンバージョン率ランキング

コンバージョン率ランキングでは広告を見たユーザーがコンバージョンする可能性（予測コンバージョン率）を基に他の広告と比較される。改善方法としてはコールトゥアクションを別のものに変えてみることやランディングページの改善でコンバージョン率を上げるといったことがある。１点注意していただきたいことは商材やサービス的に他の商材よりコンバージョン率が低いもの（宝飾品や家など高価な商品や検討期間が長い商材）もあるため、その場合は他の商材に比べてコンバージョン率ランキングが低くなることに注意していただきたい。

C）エンゲージメント率ランキング

エンゲージメント率ランキングでは広告を見たユーザーがエンゲージメントする可能性（予測エンゲージメント率）を基に他の広告と比較される。具体的には広告を見たユーザーのクリック、反応、コメント、シェアまたは拡散する確率から算出される。改善方法としてはクリエイティブを変更する（ターゲットユーザーにとって魅力的、興味を引く内容にする）か、オーディエンスをクリエイティブに反応を示しそうなユーザーにターゲティングすることが重要である。

まとめ

今回はFacebook広告・Instagram広告の広告の品質を表す「広告関連度診断」の見方や具体的な改善方法についてご紹介させていただいた。Facebook広告は確認できる指標が多く、どのように活用すべきか難しいと感じるかもしれないが、成果に影響度が大きい要素を中心に確認していくことが重要である。もし自社の商材やサービスでどこに注目したら良いのか分からない場合には運用経験が豊富な代理店に広告運用を任せてみてはどうだろうか。興味のある方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。
K.T.