リスティングコラム
COLUMN
Facebook広告
このコラムをご覧になっている皆さんは、Facebook広告を活用されているであろうか。年齢や性別、エリアだけでなく、ユーザーの興味関心や職業についても精度高くターゲティングでき、非常に優良な広告手法であるため活用されているかたも多いのでは無いだろうか。今回は、そんなFacebook広告の中でも見込み顧客の情報を取得することに特化した「リード獲得広告」についてご紹介したい。
リード獲得広告は、FacebookやInstagramで配信可能な広告タイプの一種である。通常の広告では広告をクリック後、自社のサイトへ誘導することが一般的であるが、リード獲得広告ではFacebook上のフォームを入力することでユーザーは欲しい情報を得ることができ、広告主は見込み顧客の情報を取得することができる。広告にリンクを設定しWebページに誘導するのではなく、フォーム入力をFacebook上で完結させることができるため、ユーザーは非常に手軽にアクションを起こすことが可能であり、獲得単価もうまく配信すれば検索連動型広告等と比較し5分の1~10分の1程度に抑えられることも少なくない(参照:Facebookヘルプページ)。以下では、リード獲得広告の代表的な特徴についてご紹介する。
利用者がリード獲得広告をクリックすると、連絡先を入力する簡単なフォームが表示される。たとえば、資料のダウンロードや簡単なお問い合わせを行うことができる。
名前などのデフォルトで用意されている質問事項の他に、ビジネスの目的に沿うよう、リード獲得広告のフォームの質問をカスタマイズできる。
獲得したリードをFacebookから直接ダウンロードしたり、リードをSalesfoce等のCRMに接続したりすることが出来る。
CRMに接続すると、より短時間でリードをダウンロードし、新規にリードにリアルタイムでアクションを実行できる。
次に、実際にリード獲得広告を配信する上で満たすべき要件についてご紹介する。
リード獲得広告を使用するに当り、全ての広告主の方はビジネスのウェブサイトでプライバシーポリシーを開示する必要がある。リード獲得広告を作成する際、そのページのURLを入力しFacebookのポリシーに同意しよう。通常のリンク広告と比較し、Facebook上で得るユーザー情報が多くなるため、ポリシーへの同意は必須となる。
上記でも述べたが、リード獲得広告ではフォームの内容をカスタムで作成することができる。利用者に特定の回答(興味のある特定のモデルを選択するなど)から選択させる場合、質問に対して予想される回答を入力する必要がある。
リード情報をアップロードするソフトウェアを使用する場合、場合によっては特定の質問や情報を含めたり、各質問に対してカスタムフィールドID名を追加する必要がある。
リード獲得広告においても通常のリンク広告と同様、テキストや画像、あるいは動画を用いてクリエイティブの作成を行う。広告の形式についても画像を使った広告、カルーセル広告を選択することが出来る。
今回はFacebookで使用できる広告配信手法の一つであるリード獲得広告についてご紹介した。お問い合わせや資料請求等を通して、見込み顧客の情報を得ようとする際、検索連動型広告やディスプレイ広告では獲得単価が高くなってしまう場合も少なからず発生するかと思うが、そういったお悩みをお持ちの広告主の皆様にはぜひご活用いただきたい施策である。リンクルでは、今回ご紹介したリード獲得広告以外にも、Facebook広告全般に精通した広告運用者が揃っている。プロフェッショナルによるFacebook広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問合せいただきたい。
K.S
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