リスティングコラム
COLUMN
DSP
Googleアドワーズ
Yahoo!リスティング
このコラムをご覧になっている皆様の中には、ECサイトを営んでおり、自社でリスティング広告を運用、または、代理店に運用を依頼している方も多いのではないだろうか。ECサイトの特徴として、幅広い商品が存在することや商材によって利益(売上)が異なるといった特徴が見られるため、その特性に合わせたリスティング広告戦略が必要となるのである。しかし、ECサイトは膨大な商品数があるためにどこから対処してよいかわからないといったケースも多いのではないだろうか。そこで今回は広告代理店の経験を活かしたECサイトにおけるリスティング広告の運用のコツについてご紹介できれば幸いである。
まず、運用改善を図る上でサイト訪問からコンバージョンに至るまでの過程を可視化することが大切である。コンバージョンに至るまでの過程は大きく分けて、商品一覧→商品詳細→カート画面→サンクスページ(購入完了ページ)の4つに分かれている(直接商品詳細ページに遷移させることもある)。これらの指標を計測するためにはグーグルアナリティクス(Google analytics)で計測する方法や各過程でのユーザーリストやマイクロコンバージョンを設置することで計測可能であるため、全体の状況の可視化のためにこれらを実装してみていただきたい。また、ECサイトにおいてはROAS(広告費用対効果)の計測を行うことで商品ごとの売上に応じた調整が可能であるため、ぜひ実装していただきたい。特にECサイトで重要なのはカート画面→サンクスページでの遷移であるカート離脱率を下げることである。これはフォームの改善(EFO)によって容易に改善できるケースが多いため、まだ改善を試みたことがない方はぜひ一度検討してみていただきたい。
次に上記で述べた指標や設定をどのように活用するかということが必要になってくる。まず、ROAS計測においては、普段のCPAを指標とした調整よりもROASを指標とした調整にすることでより正確に全体の売上を向上させることが可能となってくる。また、マイクロコンバージョンを計測することで商品購入したユーザー(コンバージョンしたユーザー)だけではなく、見込みの高いユーザーを加味した調整が可能となる。さらに、カートに訪れたユーザーに対してリマーケティング広告を強化配信することで、獲得効率良くコンバージョン獲得を行うことが可能である。また、ECサイトにおいて強力な手法として動的リマーケティング広告(GDR)やレコメンド広告が挙げられる。これはユーザーが訪問したページに合わせて関連性の高い広告を配信するといった手法であり、よりユーザーのニーズに合わせた広告配信が可能である。動的リマーケティング広告はマーチャントセンターのデータフィードを活用して実装できるため、データフィードをすでに活用しているユーザーはぜひ実践してみていただきたい。
今回は、ECサイトにおけるリスティング広告の運用のコツについてご紹介した。ECサイトにおいては見るべき指標を可視化することが日頃の成果を正しく計測し、成果改善を図る上で重要であるため、ぜひ実践していただきたい。リンクルではこれまでの運用実績や最新の手法を生かして、リスティング広告の成果改善を行ってきた例が数多く存在する。なかなか広告の成果が改善されない、現状の成果に満足が行かずにさらなる効果改善を望みたいとお悩みの方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。
K.T.
簡単なご質問から無料分析まで、詳しい専門スタッフが
お電話にてご対応いたします。
お問い合わせ専用ダイヤル
営業時間10:00~19:00(土・日・祝日を除く)
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新のマーケティング情報をお届けします。
GDN
Googleアドワーズ
Googleディスプレイネットワーク広告
バナー広告(イメージ広告/ディスプレイ広告)
リマーケティング広告
初心者必見
Facebook広告
GDN
Googleアドワーズ
Googleディスプレイネットワーク広告
SNS
Yahoo!リスティング
初心者必見
動画広告
Google Analytics
Googleアドワーズ
Googleディスプレイネットワーク広告
メディア運営
事例
初心者必見
運営のコツ
クリエイティブ
バナーのノウハウ
バナー広告(イメージ広告/ディスプレイ広告)
事例
初心者必見
Facebook広告
GDN
Googleディスプレイネットワーク広告
YDN
リマーケティング広告
初心者必見
Googleアドワーズ
Yahoo!リスティング
メディア運営
事例
初心者必見
品質インデックス、品質スコア
運営のコツ