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このコラムをご覧になっている皆様は動的リマーケティングを活用されているであろうか。通常のリマーケティングでは、自社のサイトに訪問してくれたユーザーやアプリを使用してくれたユーザーに対してバナー広告等でアプローチを行うことができるが、動的リマーケティングではこの手法を更に一歩進め、ユーザーが過去に閲覧した商品やサービスについての情報を含む広告を表示させることが出来る。ユーザーそれぞれに対してカスタマイズされた訴求を行えるため、高いクリック率やコンバージョン率が期待できるのである。動的リマーケティングによるプロモーションは一般に複数の商品やサービスを扱う広告主の方に適していると言われるが、今回は具体的にどういった業種について活用可能なのか、その業種カテゴリについてご紹介したい。(Google広告ヘルプより)
では動的リマーケティングは一体どういった業種で活用可能なのであろうか。Google広告のデフォルトで選択出来る業種カテゴリは下記の8種類である。
①教育
教育プログラムに関する詳細(学習分野や教室の場所など)を広告に含めることができる。
②フライト
航空券に関する詳細(目的地や価格など)を広告に含めることができる。
③ホテル/賃貸業
ホテルや賃貸物件に関する詳細(場所や星格付け)を広告に含めることができる。
④求人
求人に関する詳細(役職、給与など)を広告に含めることができる。
⑤地域限定の商品やサービス
地域限定の商品やサービスの詳細(内容、価格など)を広告に含めることができる。
⑥不動産
不動産に関する詳細(名称、価格など)を広告に含めることができる。
⑦小売
商品に関する詳細(画像、価格など)を広告に含めることができる。
⑧旅行
旅行に関する詳細(目的地、価格など)を広告に含めることができる。
上記の業種カテゴリに当てはまらない場合でも、「カスタム」を選択し、カスタムフィードを作成することで動的リマーケティングの配信が可能である。
動的リマーケティングでは、上記の業種毎に「カスタムパラメータ」をリマーケティングタグに追加する。カスタムパラメータをタグに追加することで、ウェブサイトの特定の商品アイテムや商品セレクションに関する情報がGoogle広告のアカウントに送信されるのである。例えば、ある広告主の方が航空券予約サイトを運営しており、動的リマーケティングを使用して、以前に自分のサイトで航空券を探したことのあるユーザーに広告を表示したいとする。ユーザーが探していたフライトの目的地を収集するには、カスタムパラメータの「flight_destid」を使用し、リマーケティングタグにこの値を追加するとフィードと同期され、ウェブサイトで閲覧したフライトの広告を表示させることができる。
今回はGoogle広告で選択可能な動的リマーケティングの業種カテゴリ一覧についてご紹介した。動的リマーケティングは広告を表示させるユーザー毎に最適な広告をカスタマイズしてアプローチすることが可能であるため、高い広告効果を期待することができる。自社で扱われている商材が上記のカテゴリに当てはまる方はぜひ導入をご検討いただきたい。リンクルには動的リマーケティングを始めとしたデータフィードを活用した広告運用を得意とする運用担当者が揃っている。動的リマーケティングの導入には通常のバナーやテキスト広告によるリマーケティングと比較するとやや複雑な設定が必要となるため、導入におけるサポートが必要な方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。
K.S
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