リスティング広告と比較して、ノウハウが収集しづらいDSP、SNS広告
皆さんの中にはDSP広告であったり、SNS広告を運用していらしゃる方も多いのではないだろうか。だが、DSP広告の運用方法がよくわからなかったり、SNS広告の運用方法に苦しんでいらっしゃる方も多いかもしれない。今回のコラムではそういった方に向けて、バナー広告の運用方法に関してご紹介する。現状の成果に満足できていない方の一助となれば幸いである。
意外と見落としがち?運用改善で着目したい項目とは
では早速、バナー配信での運用のコツをご紹介しよう。もしこの中で設定していないものがあれば、今すぐに配信設定を確認、ないしは改善をすることをオススメしたい項目である。
①1日の中で早い時間に予算制限にかかっていないか
多くのDSPでは1日の予算を決めることができる。これは1ヶ月均等に配信していくために不可欠な機能で、正しく予算を設定することで、1ヶ月間広告を出し続けることができる。月の前半に配信しすぎてしまい、後半機会損失を生んでしまった、というようなことを防ぐことができる。一方で、この予算はあくまで1日の予算である。1日の早い時間帯に消化しすぎてしまうことが起きやすいのもこの設定である。入札設定をあまりに高くしすぎると、午前二時で1日の予算の半分以上をつかってしまう、といったことが起きうる。1日の中でできるだけ均等に配信できる入札、また、予算の上限に当たらない1日予算を設定するだけでアカウントが改善された事例がいくつもある。このあたりは、広告運用の基本であるので、確実に押さえるようにしよう。
②配信先を要チェック
配信先の確認は非常に重要な項目の1つである。ポイントサイトにやたら配信されていないか、違法ダウンロードサイトなどに異常に配信されていないかをチェックする必要があるだろう。特にカテゴリなどでターゲティングするオーディエンス配信の際には気をつけるべき項目である。オーディエンス配信ではリターゲティングと違い、サイトに流入していないユーザーに対しても配信されるためである。
③クリック率、アクション率に着目
バナー配信ではCPAではなく、クリック率やその視聴率といった指標が重要になることもある。これらの指標が高いと、広告の品質が高いとみなされ、クリック単価も安くなりやすい。よりよいクリエイティブを追求することで成果改善を図ろう。ここで気をつけたいのは、クリエイティブがただクリック率だけを意識したものになってしまうことである。不要なクリックや、クリックしてもCVに至りづらいものであっては意味がない。こういった側面にも気をつけながら進めていこう。
④Facebookではカルーセル広告やスライドショー広告など様々なクリエイティブを使って配信しよう
Facebook広告では1200×628の画像さえあれば配信は可能である。しかし、Facebookにはカルーセル広告や、スライドショー広告といった多種多様なクリエイティブが存在する。こういったクリエイティブはユーザーから長い時間見てもらえるため、品質もよくなりやすい。ひと手間工夫してこういったクリエイティブを用意することで成果が改善しうるだろう。
様々な手法を使いこなして成果改善を図るリンクル
今回のコラムでは、バナー配信の成果改善方法について、一般的な配信手法からクリエイティブまで説明した。だが、ここでは説明していないまだまだ多くの改善方法がディスプレイ広告、バナー広告には存在する。こうした手法を使いこなせるのが、運用特化型代理店の特徴の一つといえよう。様々な手法を使いこなしたWeb広告運用にご興味のある方は下記よりお問い合わせください。
N.H
関連
LINEで情報発信してます