【初心者向け】リスティング広告の成果はPCとスマートフォンによっても大きく異なる！デバイス毎の調整において気を付けなければならないことをご紹介

リスティング広告においてPCとスマートフォンの成果を見比べると大きく異なることがある

皆さんはリスティング広告においてPCとスマートフォンの広告配信比率や調整についてどのように考えているだろうか。リスティング広告はPCやスマートフォン、タブレットによって配信の強弱を設定することができるのだが、我々がリスティング広告運用を他の代理店様から乗り換えたいとご相談を受け、レポートなどを無料分析させて頂くと、全体の半分くらいの会社様がPCとスマートフォンでの費用の使われ方がCPAと見合っておらず、CPA(獲得単価)が悪いにも関わらずPCでかなり費用が使われてしまう、また逆も然り、といったことが発生しているのである。商材にもよるが、このPCとスマートフォンでの配信比率は非常に重要であり、これを行うか行わないかによって最終的なCPA(獲得単価)に大きな差が出てくるのである。今回は、リスティング広告のPCとスマートフォンでの配信比率の調整やその考え方についてご紹介する。ぜひ参考にして頂きたい。

PCとスマートフォンでの配信における考え方

早速、PCとスマートフォンでの配信比率の考え方についてご紹介する。

商材に適したデバイス比率での配信調整を行おう

まずは自社の商材の特性をよく考えて頂き、デバイス毎の調整を行って頂くと良いだろう。例えばBtoC、若者向けのアパレル業界でのリスティング広告運用ではどうだろうか。若年層はスマートフォンでの検索割合が非常に多く、もしPCとスマートフォンで比率を等倍にて配信を行った場合、圧倒的にスマートフォンでの検索ボリュームが増え、広告費の活用のされ方もほとんどスマートフォンで行われることとなるだろう。この状況下でスマートフォンでのCPAが良いのであればいいのだが、仮にPCの方が費用対効果が良いようであれば、PCで広告費が活用されるようにスマートフォンでの配信比率を抑え、PC中心での入札調整を行う等行っていくべきなのである。とはいえ、スマートフォンでのCVが多いのであれば、スマートフォンでの自分が許容できる獲得単価のラインにて調整を行うことができれば、より良い形で予算を活用することができるだろう。

場合によってはデバイスまるごと停止対応を行ってしまってもよい

また、場合によってはPCのみに広告配信を行えるよう、スマートフォン、タブレットの配信を停止してしまう等の調整も良いと考えている。例えばBtoB、何かのツールを販売しているような会社様のリスティング運用であった場合、おそらくだがそういったツールをご検索される方でスマートフォンでの検索を行う方はほとんどいないのではないかと考えられる。また仮に検索をされたとしても、それがCV(コンバージョン)に繋がるかと言えば、あいにく繋がりにくいと考えている。それであれば最初からスマートフォンには配信を行わない方が無難だと言えるだろう。ただBtoBとはいえ、ケースによって配信したほうが良い場合もあるため、お悩みであればリンクルまでお問い合わせ頂きたい。

自社の商材の特性を理解したデバイス毎の調整を行おう

今回は、リスティング広告のPCとスマートフォンでの配信比率の調整やその考え方についてご紹介した。リスティング広告の運用を行っていると、マッチタイプやキーワード毎の調整にばかり目を取られがちだが、実は根本的にデバイスの調整を行うだけで大幅にCPA(獲得単価)を改善できるケースが非常に多いのである。そのため、まずはPCとスマートフォンでのCPAのバランスが合うように予算が活用できているかどうか、今一度自社の広告配信をチェックしてみるとよいだろう。多少の誤差であれば仕方ないと言えるが、大きな差があるようであれば改善の余地があるため、興味のある方は下記よりお問い合わせください。