リスティングコラム
COLUMN
Googleアドワーズ
レストランや居酒屋等の飲食店、ショッピングモールやデパート等いわゆる店舗集客型のビジネスにおいては、これまでリスティング広告とはあまり相性が良くないと言われてきた。検索連動型広告やディスプレイ広告を活用することによって店舗のアピールを行うこと自体は可能であるが、「来店」という成果地点をうまく計測することができないためである。ユーザーが広告を目にすることでどの程度の来客につながったのか、その成果がうまく見えづらいのである。そんな時に役に立つのがGoogleの「来店コンバージョン」という機能である。来店コンバージョンを活用すると、来店に貢献しているキャンペーンやキーワード、デバイスを把握し、今後の入札戦略などを決める上での判断材料とすることが出来るのである。今回は、Googleの来店コンバージョン計測について、その仕組みと広告出稿において満たすべき要件についてご紹介したい。
通常のフォーム入力によるコンバージョンや商品の購入によるコンバージョンとは異なり、来店データは、匿名で集計された統計情報に基づき生成される。広告をクリックした後で実店舗へ来店したユーザー数に関する現在と過去のデータを使って、モデル化した数値が作成される仕組みとなっている。来店データは、来店データを個々の広告クリックやユーザーに関連付けることはできない。個人ユーザーのプライバシーは、業界の最良事例に則って保護される。()
2017年12月現在では来店コンバージョンの計測は全ての広告主に解放されている訳ではなく、下記のようにいくつかの条件を満たしている必要がある。
・利用可能な国に複数の店舗がある
・広告のクリックが数千回程度あり、来店数も多い
・Googleマイビジネスアカウントとアドワーズアカウントがリンクされている
・上記でリンクされたビジネス情報の90%以上についてGoogleマイビジネスでオーナー確認が済んでいる
・アカウントの住所表示オプションが有効である
・広告のクリックに割り当てる来店データとして、ユーザープライバシーの基準を満たすだけの十分なデータがバックエンドにある
となっている。「広告のクリックが数千回程度あり、来店数も多い」や「十分なデータがバックエンドにある」等ややあいまいな条件も多いため、利用の可否はアカウントの担当者に都度確認する必要がある。現状はナショナルクライアントと呼ばれる大手の広告主による出稿がメインのようであり、アドワーズのコミュニティサイトでは来店コンバージョンを導入して集客に成功したいくつかの事例が掲載されている。(アドワーズヘルプより)
今回はGoogleの「来店コンバージョン」についてご紹介した。広告の出稿するだけでなく、しっかりと成果計測を行いながらのプロモーションにつなげることができるため、ホテル、自動車販売店、レストラン、小売店など、来店を重視するビジネスを展開される広告主の皆様にはぜひご活用いただきたい。一方、通常の検索連動型広告やディスプレイ広告とは異なり出稿にはいくつかの条件が設定されているため、興味はあるが一歩を踏み出せないでいる広告主の方は非常に多くいらっしゃるのではないかと想像する。リンクルでは、通常のリスティング広告だけでなく来店コンバージョンの計測によるプロモーションもお手伝いさせていただいている。店舗集客型ビジネスのプロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。
K.S
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