アダルト広告は商材次第でいろいろな媒体に配信することができる

皆さんはアダルト広告の配信に困ったことがないだろうか。リンクルでは過去にもいくつかアダルト広告に関する記事を書いているが、ご質問として非常に多かったのが「アダルト広告を配信できる媒体はどんな媒体があるんですか？」といった質問だった。確かにアダルト広告は普通に広告を配信しようと思ってもそもそも審査に落ちてしまったり、アダルト広告の中でもこういった分野では配信できない、などといった制限も残念ながらある。一方で、もしアダルト商材でインターネット広告を配信できたとしたら、ユーザーは20～30代のユーザーが多い中で非常に貴重なプロモーション手法となるだろう。今までのリンクルのコラムでも書いているため重複する部分はあるが、一番大切なことは配信できるまで諦めないことなのである。今回はアダルト広告を配信できる可能性のある広告媒体、配信ネットワークをご紹介していこう。是非参考にして頂きたい。

インターネット広告でアダルト商材を配信出来る可能性がある媒体まとめ

インターネット広告は、今では非常に多くの媒体や独自のテクノロジーをもって進化し続けているが、アダルト広告が配信できるであろう媒体は限られている。過去にリンクルが配信可能か否かを確認したり、実際に配信することができた媒体についてご紹介していく。

Google AdWords

Google AdWordsであればアダルト商材のインターネット広告を配信することができる可能性がある。特に配信できる可能性があるのはアダルトグッズの通販サイトなどが挙げられる。ブリッジページ(18歳以上であるか否かを確認するためのページ)を設ける必要はあるが、「制限付きコンテンツ(アダルト)」という形で広告を配信することができる可能性がある。広告の見え方はほとんど変わらないのだが、広告文内に「18禁」という文言を入れなければならない点だけ注意しておこう。また、特にGoogle社に対して書面による申請等は現時点では行わなくてもよいことになっている。

Yahoo!スポンサードサーチ

Yahoo!スポンサードサーチでもアダルト商材のインターネット広告を配信することができる可能性がある。但し、通常のアカウントで広告の入稿を行ったとしても審査落ち対象となってしまう。これを解除するためには、正式にYahoo!社に依頼をする必要がある。書面による誓約が必要であったり、開設時に別フローを取らなければいけなかったり、正直いろいろと面倒な部分が多い。そこでリンクルのようなアダルト広告に対して知見の深い代理店に依頼してしまえばスピード感も早く、配信を進めていくことが可能となるかもしれない。お困りでしたらぜひお声掛け頂ければと思う。

一部のDSP、アドネットワーク

また、一部のDSPやアドネットワーク広告であれば配信することができるケースもある。さらにリスティング広告と比べ、審査が緩くやや過激な表現であっても広告配信が可能になる場合もある。リスティング広告で仮に審査に抵触し配信することができなかった場合は、ぜひDSPやアドネットワークでの配信をご検討頂くと良いだろう。一方で、ターゲティングはリスティング広告に比べてしまうと配信層の濃度にかけてはしまうのだが、配信先はある程度指定することができるため、例えばアダルトサイトに広告枠があった場合はその枠に配信してあげるなどすることで費用対効果の最大化が実現できるかもしれない。ぜひチャレンジして頂きたい。