広告を何時から何時まで配信しよう？ウェブ広告・リスティング広告の配信時間を決めるうえで重要なこと

リスティング広告やバナー広告をはじめとしたウェブ広告について

このコラムをご覧の皆様ならば、リスティング広告やバナー広告について一度は行おうと検討、もしくはすでに実施されているのではないであろうか。リスティング広告やバナー広告はウェブ広告の一種であるが、ウェブ広告の特徴として、どの地域に配信するのか、どの時間に配信するのかやどういったターゲットに配信するのかなどを決めることができるのである。オフライン広告、例えばチラシや看板などは、どの地域に配信するのかやどういったターゲット層に配信するのかといったことは決めることができるが、ある特定の時間だけ広告を見てもらうようにするということはほぼできないであろう。このように、ウェブ広告の大きな特徴の一つとして、どの時間に広告を配信するのかということを決めることができるということがあげられるが、皆さんは、この広告の配信時間というものをどのように決められているであろうか。BtoCの店舗集客であれば、その店舗の営業時間であろうか、BtoBなら会社の営業時間であろうか、このように自由に決められるがゆえに悩む場面であるが、広告の配信時間を決めるうえで著者が思う一つの考え方について共有しよう。是非参考にして今後の広告運用に役立てていただきたい。

広告の配信時間を決める！

では、さっそく本題の広告の配信時間を決めるうえで著者が思う重要なことについてご紹介しよう。上記の例で挙げたように、店舗の営業時間や会社の営業時間のみで最初から広告を配信していた場合、多くの機会損失が生じると著者は考えている。なぜならば、リスティング広告ならなおさらであるが、あるユーザーが検索行動を起こす時間はさまざまであって、画一的なものでないのは間違いない。つまり、店舗の営業時間以外にもその店舗を探す可能性のある見込みユーザーは検索行動を起こしているであろうし、BtoB商材であっても必ずしも会社の営業時間内にサービスを検索しているとは限らないであろう。つまり、お問い合わせ数の最大化という意味では、全曜日全時間帯に広告を配信するのが最も効率が良いのであり、ある特定の時間帯のみに広告配信を限定しまうのは非常にもったいないことである。もし、営業時間内しかお問い合わせを受け付けることができない仕組みに現状なっているならば、せめてメールでの問い合わせ程度はできるようにサイトを構成しておくべきである。ここで、全曜日全時間帯に広告配信するメリットをもう一つご紹介する。そのメリットとは、上記の例で言えば深夜帯や土日に広告配信する方が費用対効果良くコンバージョン獲得できる可能性が高いということである。なぜならば、深夜帯や土日は上記の考え方から、広告を配信しないと考える競合も少なからずいる。このことから競合が少なく、比較的低いクリック単価で広告配信できる可能性が高いのである。もし深夜帯や土日にまったく見込み顧客がいないのなら話は別だが、特にリスティング広告では検索行動を起こしているユーザーへの広告配信であることから、その中のある一定層はコンバージョンへ至る可能性がある。このように広告の配信時間については、最初から営業時間に絞らずに全曜日全時間帯に配信しつつ、獲得効率の良い時間、悪い時間で広告配信の強弱をつけていくのが最も良いであろう。

まとめ

今回は、広告の配信時間という点に着目して著者の持論を述べさせていただいた。読者の皆様の広告配信時間の見直しの一助になれば幸いである。リンクルでは、お客様の要望に合わせてお問い合わせ数を最大化できるように広告の設定や配信等を行い、調整している。是非、現状の広告効果に満足がいかない、さらに広告効果を改善したいという読者の方は下記よりリンクルへお問い合わせいただきたい。