【BtoB企業向け】Facebook広告における類似ターゲティングの有用性

【BtoB企業向け】Facebook広告における類似ターゲティングの有用性

このコラムをご覧の方の中には、BtoB企業で広告出稿を検討している、またはリスティング広告のみを出稿しているという方が多いのではないだろうか。ある程度認知度のある企業、商材に関しては、リスティング広告のみで十分な成果を上げることが可能である。しかし中にはあまり認知度が高くない商材でリスティング広告を実施し、成果が上がっていないという企業様も多く見受けられる。広告出稿においては、まず自社の商品の認知度を把握し、それから出稿媒体を選定するというプロセスが必要不可欠なのである。今回はリスティング広告での効果創出に苦戦している企業様に適しているFacebook広告の類似ターゲティングについて、なぜ適しているのかという理由を、媒体の特徴とともに解説していく。ぜひ今後の広告運用にご活用いただけると幸いである。

Facebook広告の特徴

①詳細なユーザー情報によるターゲティング

ご存知の方も多いとは思うが、Facebookは実名登録を基本としており、勤務先や居住地、メールアドレスや電話番号など設定できる項目が多岐にわたり、他の媒体以上に正確なターゲティングを行うことが可能である。この詳細なユーザー情報が、次に紹介する類似ターゲティングにおいて他の媒体と差別化を図れる点である。

②類似ターゲティングの正確さ

類似ターゲティングはGoogleディスプレイ広告や、Yahooディスプレイ広告など他の広告媒体においても同様の設定が存在するが、前述した通り登録情報の豊富さによる正確なターゲティングがBtoB商材においては重要になってくる。BtoC商材、またはBtoB商材であっても、集金システムや、AIなど、さまざまな業種において活用できる商材であれば、ターゲティングの精度はそれなりでも成果が上がることが多いだろう。しかし、ある特定の業種でしか使用できないデータや機械など、ニッチな商材の場合はどうだろうか。そもそもの母数が少ない新規ユーザーにアプローチするためには、Facebookの詳細なユーザー情報による類似ターゲティングが成果を上げる鍵となってくるのである。

類似ターゲティングのポイント

基本的にFacebookでは最初のターゲティングを広めに設定するのが正攻法である。その理由としては、Facebook広告はリスティング広告と違い、潜在層にアプローチすることに効果的な媒体であるからだ。最初に設定するターゲティングを絞り込みすぎてしまうと、ユーザー自身も認識していないニーズを取り込む機会が少なくなってしまう。そのため、Facebook広告ではまずターゲティングを広めに設定し、成果に合わせてターゲティングの拡大縮小を行うことが効果的である。

ここで注意したいのがオーディエンスサイズだ。Facebookはターゲティングを広めにすることが正攻法だと前述したが、オーディエンスサイズは最小の1%から設定することをおすすめする。これはBtoC、BtoBのどちらにも当てはまるのだが、特にニッチな商材を扱うBtoB企業においては、オーディエンスサイズを広げることで全く関係のないユーザーに配信される可能性が高くなってしまう。年齢や、性別、地域などのターゲティングは広めに取り、はじめのオーディエンスサイズは小さくというのが、類似ターゲティングで配信するに当たって重要なポイントである。

まとめ

本コラムでは、Facebookにおける類似オーディエンスの有用性についてご紹介した。類似オーディエンスは他の広告媒体でも存在するが、自社の商材の認知度を考えた際に、本当に効果が出る媒体はどれなのかということを今一度考えていただきたい。本コラムがリスティング広告での配信に苦戦しているBtoB企業様の一助になれば幸いである。リンクルではGoogle、Yahoo、Facebookだけではなく、InstagramやSmartNews、LINEなど、様々な媒体でクライアントのビジネスに合わせてプロモーション効果を出すためのノウハウを蓄積しており、各クライアントの目的達成に貢献してきた実績が豊富にある。現状の成果に満足いかない、より広告効果を出していきたいとお考えの方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。

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