【実践編】Google Adwordsでレポート機能を活用し、リスティングで成果を適切に捉えよう！

・レポート機能のすすめ、その3つの理由。

①管理画面上で分析が完結
特にシンプルな構成や、他の媒体などを併用していないアカウントの場合は、媒体を越えて成果のトラッキングを行う必要も無いので、非常におすすめである。いちいち管理画面からデータをダウンロードし、形式や体裁を整える必要が無くなる。レポーティングを行う頻度にもよるが、多くの運用者にとって、リスティングで手軽に本格的なレポートを自動的に作成できるのは、非常に魅力的である。

②メールでレポート送付機能付き（※アカウントの閲覧権限を持っているユーザー限定）
代理店でクライアントからレポート送付を依頼されている場合や、出先でアカウント状況の速報を確認したい場合など、活かせる機能である。多くの広告主や運用者にとって活用できる場面が多いのでは無いだろうか。報告や現状を把握するためのレポート作成を自動化出来るのは、成果に直結する施策を考案するためにリソースを注入するためにも是非とも取り入れていきたい要素である。

③Google Adwordsのレポート機能で指定できる指標の豊富さ
レポートで指定できる指標は実に豊富である。以前のコラムをご参考頂けるとおわかりになるだろうが、普段はなかなか意識できていない視点を見つけるヒントがあるかもしれない。

【掛け合わせオススメ】

・地域×〇〇

エリアに依存する広告主にとって、どの地域で広告が配信され、インプレッションやクリックを受け、さらには目的となるコンバージョンに至るのか、といった情報は非常に気になるものだろう。Google Adwordsのレポート機能では地域（国/地域/地域・都市部/市区郡/最も詳細な地域など）でデータを切り分けることが出来るため、どのエリアに配信を寄せることで全体の広告効果の改善を見込めるか、といったことが浮き彫りになることもある。

・ターゲット設定×〇〇

特にディスプレイ広告で有効な組み合わせとなるだろうが、レポートの種類も上手く活用できれば、見やすくクライアントに現状を伝える際にも大きく役立てるはずだ。（ネットワーク（検索パートナーを含む）/デバイス/検索語句/プレースメント/トピック/ユーザーリスト/性別/年齢/子供の有無）この中でも特に重要な指標は、やはりデバイスだろう。ここ数年の間に急速にモバイルが普及し、スマートフォンなどによるモバイル端末からの検索ボリュームは顕著な伸びを示している。環境の変化が大きい場合は成果を適切に把握していくためにも、しっかり追っていきたいポイントだろう。

最後に

以上におすすめの掛け合わせをご紹介したが、これらはあくまでも活用頻度や使い勝手の良さからほんの一部を持ってきたに過ぎない。使い勝手の良い掛け合わせを自由自在に生み出せてしまうのが、このレポート機能の最大の魅力だ。使い方の工夫次第で多くの広告主がリスティングの成果を適切に捉えて、費用対効果を改善するための切り口が見つかるのでは無いだろうか。ぜひこの機会に適切に評価を下せる分析を行えているかを見直してみてはいかがだろうか。リンクルに広告出稿をお任せいただくお客様の中にも、それまで自社の商材に適した（ビジネスモデルや配信する地域も含め）評価を下せていないためにお悩みだった方々も少なくない。リンクルではそういった各々のお客様に適した成果指標の設定について考えていくことを得意としており、これまでも多くのお客様の満足の声を頂いている。今回ご紹介したレポート機能のほかにも弊社では様々なレポーティングを行い、お客様にとっての最適解を求めることを常に心がけている。些細な事でも、何か疑問や興味関心を持たれた方は下記より、リンクルまでお問い合わせください。